新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 (1)


 苦労して買った(この記事とかこの記事とか)碇シンジ育成計画です。
 いやぁ、それにしても苦労して手に入れただけに読む前から期待がものすごい高くなっていたのですが、そんな状態でも十分面白く読むことができました。
 よくわからないけれど、同タイトルのゲームがあってそれの中でのシナリオのうちの1つを漫画化したものらしいです。私はそのゲームをやったことがないのですが、それでも全然違和感はなく楽しめました。

 いやね、もう、何がいいってものすごい平和なところですよ。テレビアニメ版のエヴァンゲリオンに出てた人はみんな出てきますが、誰もシンジ君(だけではなく他の人に対しても)に厳しくない。追い込んだりしないわけです。アニメ版を見てるとリアルタイムで見ていた時はそれほど思わなかったのだけれど、映画を見た後に1話から見直したら、シンジ君の境遇や、周りの人の冷たさというか、誰もシンジ君のことを考えてないっぷりになんというか、せつなさのようなものを感じていたので、こういう風に平和な世界があってもいいんじゃないか、なんて思いながら読めましたよ。
 やっぱりほのぼのとしてる漫画はいいですね。落ち着いて読めるというか、仕事や何かで疲れたときに読むとほっとしますよ。

 漫画の中身ですが、シンジ君に関しては特に性格も変わっておらず、トウジとケンスケ、委員長もこういう平和な世界だったらこんな感じだろ、という感じですが、レイとアスカは結構違います。
 レイはおとなしい感じの子で、あまり自分の感情を表に出さないようなキャラになっていて、アスカなんかはただの(ただのって言うと失礼だけど)ツンデレキャラになってます。
 それが2人ともシンジ君を好きだという都合のいい設定(失礼)なんだからワクワクしながら読めないことがあろうか(いやない)。普通に海に行ったり、普通に買い物したり、普通に祭りに行ったりしてるだけなのに読んでいてホッとするのはやっぱり原作のストーリーを知っているってのが大きいんだろうな。
 読んでる限りじゃ、この先色々ありそうな感じではあるけれど、このままほのぼのとした路線を崩さずに進んでいって欲しいもんです。

 それにしても、巻末のおまけページがおもしろい。
shogouki


 こんな感じ。ゼルエルが制服を着てるのもおもしろいですが、それにもまして初号機が女物の制服を着てるのがおもしろい。おいおい、それは無理があるだろ、という感じですよ。オチもちゃんとついてるし。

 この漫画、原作でシンジ君の不幸な境遇から癒されたい人や、映画を見てちょっと違ったエヴァの世界の話として読んでみてもいいと思います。