スケッチブック 1 (1) (BLADE COMICS)毎日.jpの中にマンガ批評:スケッチブック “萌え”4コマの豊かな可能性示すという記事がありました。
「萌え」とは多くのキャラクター属性を組み合わせて消費するデータベース的な感情移入のことである。その意味では、キャラクターの特徴を可能な限り記号化し、限られたコマのなかでオチをつける4コママンガは、「萌え」の描写に大いに適しているのではないだろうか。
(中略)
それと同じ指摘が本作「スケッチブック」にも当てはまるだろう。舞台は福岡のとある田舎町の高校。ひょんなことから美術部に入った新入生の梶原空は無口だが表情豊かな女の子、彼女を取り巻く友人や知人たちも、みな負けず劣らず個性豊かであり、記号的な絵柄もあいまって、感情移入の取っ掛かりには事欠かない。まったりや脱力といった言葉が似つかわしい彼女たちのスローな日常の描写から、「あずまんが大王」や「ARIA」を連想する読者もいるに違いない。
前半の部分は賛成できるんですよ。確かに4コマ漫画は萌えに適していると言われればそんな気がします。この前買った『
空想科学X』も確かにそんな感じだし、この記事の(中略)とした部分に書いてあった『ぽてまよ』なんかもそういう雰囲気が多分にあるし。
でも後半の部分で言ってる「スケッチブックも萌え系の漫画だよね〜」というのはなんかどうも納得できない気がします。私が書いた1巻の感想はこんなことを書きました。
(前略)このスケッチブックは何か違うんですよね。10ページぐらい進んだ後に「あー、そういえばあれちょっと面白かった」みたいな感じ。強いて似ているものを挙げるとすればあずまんが大王の大阪のネタというか大阪の4コマの感じに似てる。
私が抱いているスケッチブックの感想は、今も変わってなくて、どう考えてもこれは萌え系というよりはシュールな感じの漫画のような気がしてなりません。だからARIAと比べられているとなんかちょっと違和感を感じます。『あずまんが大王』に関して言えば上で書いてる通り、大阪ネタのところに限って言えば似ている気がします。あのなんというか「ちょっと後に笑いがクる」感じが似ています。
これが漫画の方じゃなくて、アニメの方であればこの文章は納得なんですよね。アニメ版のスケッチブックは、ニコニコ動画なんかでもよく『陸ARIA』なんて呼ばれていたりします。というのもキャラ以外の描写の感じが似ているんですよね。周りの景色や、自然の動きをものすごい綺麗で、緻密に見せているところがそっくりです。あと基本的に投げっぱなしでオチがあまりつかないところもアニメ版のARIAと似ています。
そして、アニメ版のスケッチブックに関して言えば、萌え系な気もするんですよね。なんというか、そらがなんか可愛いキャラになっている気がするのは声優さんの演技のお陰だろうか。
ただ原作は! 原作は違う! と、どうしても思ってしまいます。あの漫画特有のなんというか、シュール感が漂う雰囲気が、「私は萌え漫画じゃない」と訴えていますよ。
だからアニメ化された第1話を見たときは「あの漫画をここまで魅せ方を変えられるなんてすげー!」と思ったことは今でも覚えています。まぁ漫画買ったすぐ後にアニメの1話の放送だったから余計に覚えているだけかもしれませんが。
アニメ版が漫画版と雰囲気が違うことについて、私は全然否定はしていなくて、漫画には漫画の、アニメにはアニメのよさがあって、どっちも面白いです。
ただ漫画版を「萌え」と評されるのがどーーしても違和感があるんですよね。
他に原作を持っている人はどう思ってるんだろ。意外とこんなことを気にしてるのは自分だけのような気がしなくもない……。


シュールギャグ+雑学漫画みたいな感じに捕らえてますね。
・・・とか言いつつも
女キャラにも男キャラにも動物キャラにも萌えている自分がいるわけですがw
性的な対象として萌えるわけではなく
見てると和み萌える・・・みたいな。