ニンテンドーDS Lite クリムゾン/ブラック


 YOMIURI ONLINEにゲーム機で英単語力、5か月使用で4割前後増える…京都・八幡の男山東中という記事がありました。

 携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を英語の授業で実験的に使用していた京都府八幡市立男山東中学校で、ゲーム機を使った3年生の英語の語彙(ごい)が5か月間で4割前後増えていたことが、上智大文学部准教授らの調査でわかった。市教委は、英語の基礎教育に効果がみられたとして、ゲーム機600台を購入し、今月から全市立中4校の2年生(対象生徒約550人)の授業に導入した。


 ニンテンドーDSでよくある勉強用のソフト、えいご漬けとか、アルクの英語ソフトだとか、大人の常識力トレーニングなんかは私も持っていたりするのですが、こういったソフトのちょっとあれな点は、はっきり言って面白くないことだと思うんですよね。だから、学ぼうというモチベーションが高くないと、結局はやらなくなってしまう。
 私も持っていますが、すでに全然やっていないし。なんというかやるのが面倒くさい。

 だから、こういった勉強のソフトは、楽しくて自然に知識が付くような、歴史で言えば『信長の野望』だとか、『三國志』みたいなソフトが出てこないと、結局は買う人はたくさんいても長く続ける人がいないままになってしまうんじゃないか、って思っていたんですよ。

 でも、これはなんかすごい、すごいというか逆転の発想というか。そういう、あまり面白くも無いゲームでも、単純に授業を受けてるよりは面白いってところに気付いたところにあるような気がする。
 私なんかは大学生のときにPCを用いた授業をしているときに、授業の合間にネットサーフィンをしたりだとかしていましたが、それは別にネットサーフィンが何よりも大好きというわけじゃなくて、講義を聞いてるよりはネットサーフィンの方がまだ面白かったっていうだけなわけですよ。もちろんちゃんと講義を聞けって話だけれども。
 それと同じで、授業で単語を覚えさせられるために、ノートに何回も同じ単語を書かせるだとかそういうことをするよりも、(学習用の)ゲームをやったほうが面白いから、ゲームをやるんだと思うわけですよ。で、ゲームとはいえ勉強には違いが無いから結果が出る、と。そんな感じなのかなと思いました。
 あとはゲーム機を使ってやっているだけで勉強という感じではなくて、ゲーム感覚で出来ているのかもしれないけれど。

 ゲームの三國志なんかを好きだった人は当たり前のようにわかっていた話だけれど、授業がよっぽど面白いとか無い限り、普通に勉強するよりゲームをやったほうが頭に知識は残るわけですよ。そういうことは大抵のゲーム好きならみんな知ってる。
 でも今回のすごいのは、イメージ的にはものすごい堅そうな人が集まってそうな気がする教育委員会がこの導入を決めたというところ。
 現場の教師は「普段より3、4倍は集中して取り組んでいるように見えた」と評価。市教委は「2年生の段階で中学英語教育に必要な単語をすべて覚え、少しでも余裕を持って高校受験に取り組ませたい」と、2年生全員に拡大して使用することを決定。国の支援を受けてゲーム機600台を購入した。

 市教委は今年度、10〜15分の短時間で読み書きや計算の反復学習を集中して行う「モジュール学習」を行うための特設教科「総合基礎科」を全市立小、中学校に設置しており、「ゲーム機使用を組み合わせ、密度の濃い学習を行いたい」としている。

 今までこういった事って思いついても反対されてきたような気がするから、こういうことが実際に行われるようになったんだな、と思うとゲームの地位もずいぶん上がったんだなぁ。今後もどんどんこういうところが出てきてみんなが楽しく知識を付けることができればいいと思います。

 もちろん、一番いいのは先生が面白い授業をして、自然に授業の内容が頭に入って勉強できるようになるのが一番いいんだろうけれどね。