このマンガがすごい!2008


 漫画にせよ何にせよ、フィクション(つまり創作)であればその作品に対してできることは

漫画読もうぜ:読者がやることはほめることか間違いを指摘することぐらいしかないと思う - livedoor Blog(ブログ)
漫画読もうぜ:それでもボクは批判しない - livedoor Blog(ブログ)

なんかで書いていて、私の意見としては今でもそれ以上でも以下でもないのだけれど、最近さらに「もしどうしてもその作品が許せないほどつまらないならネットに対してそのことを書くべきじゃないなぁ」と思いました。


 今の世の中(ネットの中限定だけど)は、「リンクされなければ存在していないのも同じ」というのに賛同していただける人は多いと思います。
 例えばこのブログにしたって、毎日訪れてくれる人がいます(ありがとうございます)が、その人たちが今はどうやってアクセスしてきているかは知りませんが、一番最初は間違いなくどこかのリンクから辿ってきたのだと思うんですよ。
 それがGoogleかYahooか、はたまたLivedoorBlogの中のリンクかはわかりませんが、見たこともない私のブログのアドレスをいきなり打ち込んで来た人はまぁ私しかいないのだと思います。

 多分みんながわかっているであろうことをまたいちいち書きますが、Googleのランク付け(どうやって検索1位にするか)は、今は被リンク数から算出されています。
 つまり、あるサイトがたくさんのサイトからリンクされていればそのサイトは価値があるのだとGoogle先生は判断されるわけです。

 で、そもそも何でリンクされるのかと言えばそこに記事があるからです。当たり前の話ですが。
 つまりもし「Aという作品が大嫌いだ。もう絶対誰も見ないで欲しい」ということを書いたら、それは即座に検索サイトにリンクされて価値のある情報になってしまう。

 検索サイトに「見に来ないで!」ということはできるけれど、自分で記事を更新したときにpingを送信していたり、RSSなんかを登録できるようにしていたらやっぱりリンクされてしまう。

 リンクさえされなければ誰にも見られることはないけれど、リンクをされたらそのリンクを辿って誰かがやってきて、その文章を読んでしまうかもしれない。
 そして、その漫画に興味を持って買ってしまうかもしれない。
 そしてそれを書いたサイトが超大人気サイトになったらその記事を何千人にも読まれて、そしてその漫画をみんなが買うかもしれない。

 そうなったらどうなるだろうか。出版社はもしかしたら増刷をかけるかもしれない。
 その漫画を読んだ人の何割かは「これは面白い」と思ってそのことを自分のブログに書くかもしれない。
 そういう風に「面白い」と書いた人が超人気ブロガーだったりしたら今度は逆にその作品は「面白いもの」として広まってしまうわけで、そんなことになったら「許せないほどつまらない」と思っている人には余計に腹立たしいことになる。

 そんなわけで、もしよっぽど気にくわない作品があるのであれば何も書かないですぐに忘れてしまった方が、あとあとそのことについて言及されることもないし、情報が広まることもないし、よっぽど本人にとっては望ましい状態になるんじゃないかと思います。


 ただ、そんなに嫌いなのに言及するときにAmazonのアフィリエイトのリンクを張ってたりするから、ホントは嫌いってわけでもないような気がするんですよね。
 そもそもめちゃくちゃ大嫌いな作品なら最後まで読むこともないわけで、それを最後まで読んで、ブログにアフィリエイトのリンクを張って、「ここがこんなに駄目だ!」なんて書くってことは実は嫌いなんじゃなくて単にツンデレなだけなんじゃないかと思ったり。

 そして、自分の好きな作品がけなされてるのを見たときは、そういう風にツンデレなんだなぁ、と思っておけば読んだときに腹を立てないで済むかと。

参考にしたところ
おもしろさは誰のものか:「コピーされ、2次創作されてこそ売れる時代」――伊藤穣一氏に聞く著作権のこれから (1/2) - ITmedia News