最強の集中術先に書いておきますと、このゲームのサントラが集中力を高める、ってのはゲーム好きにとっては間違いないと思いますが、全然ゲームをやらない人にやったことないゲーム音楽を聴かせて集中力が上がるかどうかはわかりません。多少は効果はあると思いますが、そのゲームを好きな人に比べたら効果は低いんじゃないかと思います。
冒頭の図にあるこの「最強の集中術」によると、集中ができない状況というのは
・アドレナリンが足りない
・アドレナリンが出過ぎ
という2種類の状況があるらしいです。
確かに思い返してみても寝起きや寝不足な状況だったり、単調な作業をやらされるときなんかは絶対アドレナリンが全く出て無くて集中できない感じがするし、逆にたくさんの人の前でスピーチをするときや、お客様のいる中でシステムの切り替えをミスった(実際やらかした)時なんかはアドレナリン自体はドバドバ出ているきはしますが、これも同様に全く集中出来なかったと思います。
そしてこの本はそういった状況があるよ、と教えてくれた上に、どうすれば集中することが出来るか、というのを教えてくれるものすごい良書で、私なんか読んでて付箋を貼りまくって付箋だらけになった本でもあります。
その本の中に「アドレナリンスコア」という言葉が出てきます。
これは、自分で1〜10までの値を決めるもので、5が最高に集中している状態で、0がアドレナリンが全く出ていなくて集中出来ない状態、10が今度はアドレナリンが出過ぎて緊張しすぎて逆に集中出来ない状態を表しています。
この本の中ではそのアドレナリンスコアを一日に何回か『自分の今のアドレナリンスコアはどれくらいか』を意識して5に持って行くようにすれば集中力が付くようになるよ、と説いています。
そしてアドレナリンスコアが低いとき、高いときにどうすれば5に近づけることができるのかについても当然書いてあって、その中の1つに「音楽を聴く」というのがあります。
この「音楽を聴く」というのは歌詞がある歌ではなくて、ジャズやクラシックや民族音楽などの音楽のことです。誰かが歌っているとその歌の方に気をとられてしまいますが、音楽だけであれば歌詞に気をとられることもないわけです。
アドレナリンスコアが低いときはアップテンポな曲を、逆に高すぎるときはゆっくりとした曲をかけながら作業をすることで理想のアドレナリンスコアに持って行くことができる、そんなことが書いてあります。
それを読んで思ったのが、タイトル通りで「そういった役割だったらゲームのサントラに勝るものはない!」という事です。
ゲームのサントラ、というのを買わない人はあまりわからないかもしれませんが、実際に音楽を聴くとかなり集中出来る曲が多いことに気づかされます。
同人ものですが、東方シリーズなんかがいい例で、音楽を聴くと間違いなく集中力が高まった気になれます。
これはなぜかと言うと、東方シリーズ自体が非常に集中している状態じゃなければクリアができない、弾幕をよけることができないので、ゲームをしているときは絶対に集中しているんですよ。後の方の面になればなおさらです。
そうやって好きなゲームに集中しているときに常に同じ音楽を聴いているわけなので、『集中している=その音楽を聴いている』という図式が頭にできあがるので、今度は逆に音楽だけ聴いても集中している状態に自然と体をもっていってしまうのだと思います。いわゆるパブロフの犬、というやつです。
そんなわけでゲームのサントラは、特に自分が好きなゲームのサントラは集中をする必要があるとき、勉強だとか一気に仕上げてしまいたい仕事があるときなんかにかけるのは間違いなくおすすめできます。
ただ、サントラCDをそのまま流すのは、CDの中には色々な曲がごっちゃに入っているのでそれは避けた方がいい。
具体例を挙げると、私が持っている中で言えばロマサガのサントラや、CLANNADのサントラ「CLANNAD Original SoundTrack」なんかのRPGやADVゲームのサントラです。
これらのサントラは音楽を聴くと、悲しい曲では悲しくなってしまうし、逆に燃える展開だと興奮してしまうし、萌える展開だと萌えてしまうのであまりおすすめできません。
トラウマ音楽なんかがあるのもこの辺の2つのジャンルのサントラの特徴だと思います。作業しているときにドラクエの冒険の書が消えた音が流れてきたらとてもじゃないけれど集中出来ませんよね。
逆に集中力を上げるためにおすすめなのが先ほども書きましたがシューティングのサントラ。あとはレースゲームや格闘ゲーム、アクションゲーム(と後は音ゲー)です。
これらのゲームはどれも常に集中しているのが当たり前のゲームなので、やったことあるゲームの音楽であれば聴けば自然と集中出来るようになると思います。
例外なのは音げーで、集中力は増すとは思いますが、思わず手が動いちゃうから作業には向いてないんですよね……。テンションを上げるにはいいと思うのだけれど。私で言うとパカパカパッションのサントラとか。XL Technoなんかはどうしても手を動かしてしまう、動かさないまでも動かしたい衝動と戦うことになるので集中して作業したいときにはおすすめできません。
シューティングだったらさっきも挙げたけれど東方の音楽なんかはテンポも速いので東方自体を知らない人もテンションを上げることができるかもしれませんな。
個人的にはあとはエスプレイドのサントラ(リンク先はcaveのオンラインストア)かなぁ。いろりかわいいよいろり。
と、全然関係ないものが乗り移ってしまいましたが、個人的にはcaveのシューティングゲームの音楽もかなり好きです。
格闘ゲームであればスト2のケンステージやガイルステージとか、あとは餓狼の有名なギースに醤油とか。
アクションならロックマンとかね。
そんな中でもう間違いなく集中したいときにおすすめなのがレースゲーム!
その中でもダントツのテンションあがって集中出来ちゃうぞ!の音楽がデイトナUSA!!
これはホントにテンションあがりますよ。
とぅっとぅるっとぅっとぅ〜ううう〜・・・・・デイトーナーーーーーーーー!デイトーーーナーーーーーーーーー!! イッツゴーアウェイ!(いつごーあうぇい!) デイトーーーーーーーーーーナーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
はっ!壊れてしまいましたがデイトナUSAのテンションの上がり具合はマジで異常なほど。
ただ残念なことに1も2も既にCDが廃盤になっているところ……。何故……orz
ゲームのサントラとして売っていると知名度が無くなったときに全く売れなくなって廃盤になってしまうんですよね。セガもパラダイムシフトを起こして最強の集中出来る音楽として発売すれば話題性間違いなしなのに。
それくらい良作な音楽です。
廃盤だから……いいかなぁ。
これとか
これとか
聴けばどれだけすばらしいかわかると思います。そして、これを聴きながら作業をすれば間違いなく集中出来る。
あまり関係ない話を急にしますが、アメリカでは、というか外国ではゲームのサントラってあまり発売されていないみたいですね。
私がよく見るサイトの「お茶妖精 - livedoor Blog(ブログ)」さんのところに「お茶妖精:海外ゲーマーが語る「なぜ米国ではゲーム曲が人気ではないのか」 - livedoor Blog(ブログ)」という記事があって、こんな風に閉じられています。
「え?アメリカはゲームのサントラないの?」と思ったのですが、wikipediaによると「ゲーム曲をサントラのCDとして日本が売り出し、のちに他の国へ広がっていった」「アニメやゲームのサントラ、楽譜本(sheet music books)などは一般に日本のみで売られり、海外のゲーマーは輸入しなければならない」「最近はイギリスやアメリカでもゲームやアニメのOSTを作る事はあるが、非常に有名なものに限られる」などとあり、本当に日本特有みたいです。(お茶妖精:海外ゲーマーが語る「なぜ米国ではゲーム曲が人気ではないのか」 - livedoor Blog(ブログ))
そんなわけでこの「最強の集中術」を書いた作者もゲーム音楽の可能性に気づかなかったんでしょうね。
ゲーム音楽が集中するためにどれほど寄与してくれるかを一度知ったらもう手放せませんよ。それくらいおすすめです。
さあ!「そこの勉強しなきゃいけないけど集中出来ない」と言っているあなた!今すぐゲームのサントラを買ってかけながら勉強するんだ!
集中出来ること間違いないですよ。


