恫喝と脅迫の心理戦術―思いのままに相手を操る言葉のレトリック (パンドラ新書)


 秋葉原の事件が起こってからもう結構経ちますが、私はもっと模倣犯が出るかと思ってたのですが、そういうことはほとんど起こっていない(もしくは警察が未然に防いでる)みたいですね。

 とは言ってもそれは通り魔的な部分だけで、犯行予告というか脅迫というか、そういうのは結構起こってるみたいです。

 今月8日の東京・秋葉原の無差別殺傷事件以降、23日までにインターネット上に無差別殺人や爆破を予告する内容の書き込みをしたとして脅迫や業務妨害などの容疑で17人が摘発されたことが24日、警察庁のまとめでわかった。(朝日)


 毎回こういうのを見て思うのは、なんだか株が暴落したときみたいだなぁ、ということです。
 株が暴落したときって、よく考えずに株を売る人ってたくさん出てくるじゃないですか。
 それって100%間違いっていうわけではないけれど、「暴落してるときに売るんだから損をするのが当たり前」という気がする訳です。

 今回のこういう脅迫電話とか、ネットの書き込みでたくさん捕まった、というのも同じような感じで、「警戒してるときにそんなことしたら捕まるのが当たり前」じゃないかなぁ、と思うわけです。
 何となくだけれど、そういう部分が共通点のような気がしてしまった。

 それにしても不思議というか、一考に値するかなと思ったのが、捕まった人達の構成。
 摘発されたのは、13〜30歳の男15人、女2人で、中学生1人、高校生1人、大学生2人、アルバイト6人、団体職員1人、無職6人だった。(朝日)

 団体職員、というのがどういう人なのかわかりませんが、社会人ってのがいないんですよね。社会人というか会社員。

 これは会社員の人は忙しくてそんな事をする暇がない、ということなのか、もしくは会社員は社会との繋がりが強いからこういう犯罪を起こそうという気にならないか、なんて考えてみると面白いことがわかりそうな、そんな気がします。