「今やマンガは完全に単行本上位の時代。雑誌が売れない中で、いかにコミックスを買ってもらうかが大切」
と言ったのはちょっと前の集英社と小学館が提携(?)した時の集英社の社長の言葉だったと思いますが、雑誌が売れないのは何が悪いって、雑誌の構成が悪いような気がします。
と言うか、もっと新参に優しくしてください、と思いました。
前にジャンプSQの創刊号を買った時も、フラフラ歩いていたらコミックガンボをもらった時も、そしてさらに、今回のリニューアルされた電撃大王を見ても思ったのが「初めて買った人に全く優しくないな」ということです。
なんて言えばいいんだろ。例えるなら意を決してジムに通い始めたんだけど、ジムにいる人たちは元々いる人たちで仲良さそうにしていて、自分は溶け込めなくて疎外感を感じる、そんな感じ。
ただ、ジムだったらまだチャンスがあります。それは4月〜6月まで(あと1月)の新参HOI☆HOI期間です。
仮に元々いた人たちと仲良く出来なかったとしても、この時期は新参者がおおいので、同じような境遇の人同士が集まって仲良くなって、ジムに通い続ける動機になったりします。
まぁ逆を言うとそういう友達というか仲間が作れない人はすぐに辞めていきます。ジムなんて基本的には面白いことをやるわけではないから、目先の楽しさが無ければモチベーションが続かないでやめてしまう。
漫画雑誌にはそういうつなぎ止めるものが全くなくて、溶け込めなくて辞めていってしまうジムのような感じじゃないかと思います。
なんというか、漫画雑誌側に全然「新しくこの雑誌を読んでくれた人が、来月も買ってくれるようにしよう」って気持ちがないのではないでしょうか。
別に馬鹿にしているわけでも何でもなくて、「今月も買ってくれた人が来月も買ってくれるようにしよう」というような気は伝わってくるんですよ。
でも「新しい読者を増やそう」という気は全く伝わってこないです。
という面ももちろんあると思います。
ただ、それ以上に言えるのは「初めて買った人にそこだけ見せてどーすんのよ」という事です。
もっと「初めて読む人はこの漫画を『どう』読めばいいか」を教えてくれてもいいじゃないか、と言いたいです。
今回新しくなった、安く、厚く、面白くなったという電撃大王の8月号ですが、よつばとは面白かったです。思わず声に出して笑ってしまいました。ただ、それはよつばとは1話読み切り形式だから、いつ読んでも話の最初から読める、というのがあるからだと思います(厳密に言えば違うけど)。
でもそれでさえ、私が単行本の1〜7巻までを持っているからこそ楽しめるわけで、よつばとを全くしらな人が見て、面白いと思うかどうかはわかりません。
これをね、例えば漫画の始まる前の1ページとか2ページとかに、概要みたいなのを載せてくれてもいいと思うんです。
簡単な人物紹介でもいいし、相関図でもいい、とにかく「いきなり途中から見せられた感」をなくす、少なくする物があってもいいのではないかと思います。
こんな経験はないでしょうか。金曜とか土曜日とかに帰ってきたら家族が映画を見てた、それはDVDを借りてきたのを見てたのでも、金曜ロードショーとかがやっている時間に帰ってきたということでもどちらでもいいのですが、あなたがそのみんなが映画を見ている場に着く、そんな経験。一度くらいはあるのではないでしょうか。
そして、そういう状況についたらあなたはこう聞くはずです「誰が主人公なの?」。
別にこの言葉じゃなくても「面白い?」とか、「どういう話なの?」とか何かしら聞くでしょう。
それで興味深い回答が聞けたらそのまま自分も映画を見続ける。でも、そこで「うるさいな」とか「最初から見ればわかるよ」とか言われたらどうでしょうか。
きっとあなたは面白くなくなって他のことを始めるか、自分の部屋にでも帰るか、とにかくもうその映画には興味をなくすのではないでしょうか。
そして、まさしくこの「やってる途中の映画について聞いたら『うるさいな』と言われた」感覚が、私が漫画雑誌を初めて買って読んだ感覚に近いです。
最初に挙げたジムの話とも絡みますが、なんというか疎外感を感じるんですよね。
飲み会に30分遅れて行ったら、既にみんな出来上がってて自分が溶け込めない、とかそういうのと同じ。
なんというかそういう疎外感を感じないようにさせる配慮があってもいいんじゃないかなと思います。
もちろん毎号毎号全ての漫画のあらすじやら人物相関のようなものを入れたらエラいことになるので、毎号2,3作品だけは人物紹介と、今までの話、今の話の概要説明を入れるとか。
他にもBOYS BE(古いか)のような「だれが読んでも同じように楽しめる」1話読み切り形式の漫画を何作品か入れるとか。ジャンプだったらこち亀とかのような漫画があれば、別にどの回から読まれても続きを楽しみにすることができます。
あとは話をリセットさせるとか。例えばドラゴンボールだったら、ピッコロ(マジュニア)を倒した後、ラディッツが現れるところなんかは初めて読む人にも優しいように説明が入ってたりします。
マリみてなんかも優しいですよね。毎回キャラが登場する時にいちいちそのキャラの性格に合った発言をした後にフルネームで人物を紹介、ついでにどんなキャラなのかまで触れられてます。だからどこから読んでも割と内容についていけます。多分。
ここまで挙げたのは私の単なる思いつきですが、そういうような、新しい人が楽しんで漫画を読めるような、もっと言えば東方シリーズにおけるうどんげのような新参HOI☆HOIがあってもいいんじゃないかと思います。
<追記 7/2>
この記事エントリは出先で書いていたので確認をしていなかったのですが、帰ってから電撃大王を読み直してみたら電撃大王は今回各漫画の開始前に1ページを作品説明に費やしてました。
上の記事だとそう言うことを全くやってないように書いてしまっていますが、これは私の認識違いです。関係者の方がもし見ていたら申し訳ありませんでした。
ここからは弁解&素直に思った事ですが、私、1回目に読んだ時はそういうものがあることに全く気づかなかったんですよ。
ごちゃごちゃ書いてあるから読まなかったのだと思います。
広告と区別が付きにくかった、というのもあるのかも。
だから上で作品の紹介を書いてみたらどうか、と書いてますがそれはあまり効果が無いのかもしれませんね。
毎号新作が始まったり、読み切りがいくつか入ったりするようにする、ぐらいしか対策って無いのかもしれませんねぇ……。
4コママンガスキーの私としてはもっと4コマ漫画に力を入れるべきだと思ってますが、そんな事をしても大半の人には意味ないでしょうし。
電撃大王 2008年 08月号 [雑誌]
と言ったのはちょっと前の集英社と小学館が提携(?)した時の集英社の社長の言葉だったと思いますが、雑誌が売れないのは何が悪いって、雑誌の構成が悪いような気がします。
と言うか、もっと新参に優しくしてください、と思いました。
前にジャンプSQの創刊号を買った時も、フラフラ歩いていたらコミックガンボをもらった時も、そしてさらに、今回のリニューアルされた電撃大王を見ても思ったのが「初めて買った人に全く優しくないな」ということです。
なんて言えばいいんだろ。例えるなら意を決してジムに通い始めたんだけど、ジムにいる人たちは元々いる人たちで仲良さそうにしていて、自分は溶け込めなくて疎外感を感じる、そんな感じ。
ただ、ジムだったらまだチャンスがあります。それは4月〜6月まで(あと1月)の新参HOI☆HOI期間です。
仮に元々いた人たちと仲良く出来なかったとしても、この時期は新参者がおおいので、同じような境遇の人同士が集まって仲良くなって、ジムに通い続ける動機になったりします。
まぁ逆を言うとそういう友達というか仲間が作れない人はすぐに辞めていきます。ジムなんて基本的には面白いことをやるわけではないから、目先の楽しさが無ければモチベーションが続かないでやめてしまう。
漫画雑誌にはそういうつなぎ止めるものが全くなくて、溶け込めなくて辞めていってしまうジムのような感じじゃないかと思います。
なんというか、漫画雑誌側に全然「新しくこの雑誌を読んでくれた人が、来月も買ってくれるようにしよう」って気持ちがないのではないでしょうか。
別に馬鹿にしているわけでも何でもなくて、「今月も買ってくれた人が来月も買ってくれるようにしよう」というような気は伝わってくるんですよ。
でも「新しい読者を増やそう」という気は全く伝わってこないです。
「今の読者は複雑なストーリーを持つ長編作品を好む。たとえば浦沢直樹さんのヒット作『MONSTER(モンスター)』や『PLUTO(プルートウ)』のように、長大で複雑な話を漫画誌で細切れに読んでも話が見えず、面白みが伝わりにくい。
『漫画誌はやめて、単行本が出てから一気に読もう』となってしまう」と嘆く。 (売れない漫画雑誌 漫画産業の斜陽)
という面ももちろんあると思います。
ただ、それ以上に言えるのは「初めて買った人にそこだけ見せてどーすんのよ」という事です。
もっと「初めて読む人はこの漫画を『どう』読めばいいか」を教えてくれてもいいじゃないか、と言いたいです。
今回新しくなった、安く、厚く、面白くなったという電撃大王の8月号ですが、よつばとは面白かったです。思わず声に出して笑ってしまいました。ただ、それはよつばとは1話読み切り形式だから、いつ読んでも話の最初から読める、というのがあるからだと思います(厳密に言えば違うけど)。
でもそれでさえ、私が単行本の1〜7巻までを持っているからこそ楽しめるわけで、よつばとを全くしらな人が見て、面白いと思うかどうかはわかりません。
これをね、例えば漫画の始まる前の1ページとか2ページとかに、概要みたいなのを載せてくれてもいいと思うんです。
簡単な人物紹介でもいいし、相関図でもいい、とにかく「いきなり途中から見せられた感」をなくす、少なくする物があってもいいのではないかと思います。
こんな経験はないでしょうか。金曜とか土曜日とかに帰ってきたら家族が映画を見てた、それはDVDを借りてきたのを見てたのでも、金曜ロードショーとかがやっている時間に帰ってきたということでもどちらでもいいのですが、あなたがそのみんなが映画を見ている場に着く、そんな経験。一度くらいはあるのではないでしょうか。
そして、そういう状況についたらあなたはこう聞くはずです「誰が主人公なの?」。
別にこの言葉じゃなくても「面白い?」とか、「どういう話なの?」とか何かしら聞くでしょう。
それで興味深い回答が聞けたらそのまま自分も映画を見続ける。でも、そこで「うるさいな」とか「最初から見ればわかるよ」とか言われたらどうでしょうか。
きっとあなたは面白くなくなって他のことを始めるか、自分の部屋にでも帰るか、とにかくもうその映画には興味をなくすのではないでしょうか。
そして、まさしくこの「やってる途中の映画について聞いたら『うるさいな』と言われた」感覚が、私が漫画雑誌を初めて買って読んだ感覚に近いです。
最初に挙げたジムの話とも絡みますが、なんというか疎外感を感じるんですよね。
飲み会に30分遅れて行ったら、既にみんな出来上がってて自分が溶け込めない、とかそういうのと同じ。
なんというかそういう疎外感を感じないようにさせる配慮があってもいいんじゃないかなと思います。
もちろん毎号毎号全ての漫画のあらすじやら人物相関のようなものを入れたらエラいことになるので、毎号2,3作品だけは人物紹介と、今までの話、今の話の概要説明を入れるとか。
他にもBOYS BE(古いか)のような「だれが読んでも同じように楽しめる」1話読み切り形式の漫画を何作品か入れるとか。ジャンプだったらこち亀とかのような漫画があれば、別にどの回から読まれても続きを楽しみにすることができます。
あとは話をリセットさせるとか。例えばドラゴンボールだったら、ピッコロ(マジュニア)を倒した後、ラディッツが現れるところなんかは初めて読む人にも優しいように説明が入ってたりします。
マリみてなんかも優しいですよね。毎回キャラが登場する時にいちいちそのキャラの性格に合った発言をした後にフルネームで人物を紹介、ついでにどんなキャラなのかまで触れられてます。だからどこから読んでも割と内容についていけます。多分。
ここまで挙げたのは私の単なる思いつきですが、そういうような、新しい人が楽しんで漫画を読めるような、もっと言えば東方シリーズにおけるうどんげのような新参HOI☆HOIがあってもいいんじゃないかと思います。
<追記 7/2>
この記事エントリは出先で書いていたので確認をしていなかったのですが、帰ってから電撃大王を読み直してみたら電撃大王は今回各漫画の開始前に1ページを作品説明に費やしてました。
上の記事だとそう言うことを全くやってないように書いてしまっていますが、これは私の認識違いです。関係者の方がもし見ていたら申し訳ありませんでした。
ここからは弁解&素直に思った事ですが、私、1回目に読んだ時はそういうものがあることに全く気づかなかったんですよ。
ごちゃごちゃ書いてあるから読まなかったのだと思います。
広告と区別が付きにくかった、というのもあるのかも。
だから上で作品の紹介を書いてみたらどうか、と書いてますがそれはあまり効果が無いのかもしれませんね。
毎号新作が始まったり、読み切りがいくつか入ったりするようにする、ぐらいしか対策って無いのかもしれませんねぇ……。
4コママンガスキーの私としてはもっと4コマ漫画に力を入れるべきだと思ってますが、そんな事をしても大半の人には意味ないでしょうし。
電撃大王 2008年 08月号 [雑誌]

あらすじや人物紹介ですが、少年マガジンや少年サンデーは入ってますよ。
左右の余白を使って簡単なあらすじや人物紹介をが書いてあります。
この辺の雑誌は新規読者の事を考えてるって事なんでしょうかね?