世間一般的にはどうか知りませんが、はてブ界隈とかまぁネットに親しいところあたりでは電子書籍、とりわけ自分で電子化する自炊(本を裁断してスキャンして自前で電子化すること)がブームだったりします。
まぁブームというか、他に誰もやってくれないから自分でやるだけしかないってだけなんですが。
で、ご多分に漏れず私もそういうガジェット的な物には目がないので、使う使わないは置いといて、自炊が出来る環境は持っています。

これがドキュメントスキャナ

こっちが裁断機(余計な物が写ってるけど)
で、ある程度使ってみて思うのは、これって漫画とか本が好きである人ほどきっついな、って事です。
本を単なる自分のステップアップのためとか、情報源、という風に見てる人は何の抵抗もなく切り刻んでスキャンして、残った紙を捨てるって事が出来る(それが正常だとは思う)わけですが、漫画や小説なんかに拘りがあったりとか、特に好きな本がある人なんてのは中々厳しいんじゃないでしょうか。
何が厳しいって特に裁断の部分。自分がすごい好きな漫画を、いくら電子化していつでも見れるためとは言え、自らの手でバラバラにするなんて、そんな悪辣非道な事、出来ますか?
出来るんですか? ホントですか? それってホントその本好きなんですか? と思ってしまいます。
なんというか、裁断機にセットした本を前に、私は常に究極の選択に立たされている感じがします。
お前にとってこの漫画は、そんな気軽に裁断できるような軽いものだったのか? 切り刻んで心も痛まないのか? そんな感じ。
前にはてブ経由で見た情報では、役に立つ本ほど電子化する、みたいな人がいましたが自分にはとてもじゃないけれど無理だ。
で、そうなるとどうなるか。


これ、「空の下屋根の中」という私が大好きな本なわけですが、これがiPadでいつでも見れるようになれば素敵だな、と思ったわけですよ。
この漫画、私は本当に大好きで、2巻は出たばっかりで10回程度しか読んでませんが、1巻なんてもう50回以上は軽く読んでるくらい大好きなわけです。
そんな大好きな本を電子化しようとするとどうなるか。
こうなるわけです。


結局電子化用と、紙で持ってる用で2冊買ってしまうってわけ。
だってさ、紙の本で読んで大好きだってのに、電子化しちゃったら紙の本自体が無くなっちゃうわけじゃん。
そんなのって耐えきれないわけですよ。何故自分が大好きな漫画なのに、手元から無くさなければならないのか。これより先に進む者一切の望みを捨てよ、ってわけですか。そんなの俗人たる自分にはとてもじゃないけれど出来ない。
そんなわけで2冊買っちゃうってわけですよ。
となるとどうなるか。結局蔵書は全く減らない。
紙として持っておく用と、電子化して持っておく用の2冊を購入してしまう。
それでいて、「2冊買えばその分著者にお金が入る!」なんて逆に誇らしくなってしまう始末。
そんなわけで私は自炊する環境が整っているにも関わらず、結局は全然蔵書が減りません。
というか増えていく一方です。
何故かというと、結局裁断出来ないから。
さっきも書いたけれど、自分で裁断するとなると、結構重い選択を迫られる。
この気持ちをあえて分からない人に対して説明するとこんな感じ。
別れてしまった、好きでもない恋人の思い出の品なら多少のノスタルジィを残しつつも処分は出来る。でも、今をもって大好きな恋人との思い出の品を捨てられますか? 無理でしょ? という感じなわけです。
しかも裁断機ってさながらギロチンだから、まるで自分の恋人をギロチンで死刑にするかのような、そんな錯覚を覚えてしまう。
自分の恋人を手にかける、しかもそんな恋人をギロチンにかけるなんて、僕にその手を汚せというのか! という感じになってしまうわけ。
だから私は、結局2冊に増えた漫画を紙のままそのまま持っていて、結局の所蔵書は増えただけ。
そして、なんだかんだでそんな自分が少し誇らしかったりするわけです。
部屋は漫画で溢れていて、自分の居場所の方が少なくなりつつあるというのに。
一体他の漫画好きの人はどうしてるんだろう?
電子化して減らすことが出来てる人はどうやって出来ているのだろう?
そういうことが気になる毎日です。
空の下屋根の中 (1) (まんがタイムKRコミックス)
著者:双見 酔
販売元:芳文社
発売日:2009-07-27
おすすめ度:
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空の下屋根の中 (2) (まんがタイムKRコミックス)
著者:双見 酔
販売元:芳文社
発売日:2010-05-27
おすすめ度:
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まぁブームというか、他に誰もやってくれないから自分でやるだけしかないってだけなんですが。
で、ご多分に漏れず私もそういうガジェット的な物には目がないので、使う使わないは置いといて、自炊が出来る環境は持っています。

これがドキュメントスキャナ

こっちが裁断機(余計な物が写ってるけど)
で、ある程度使ってみて思うのは、これって漫画とか本が好きである人ほどきっついな、って事です。
本を単なる自分のステップアップのためとか、情報源、という風に見てる人は何の抵抗もなく切り刻んでスキャンして、残った紙を捨てるって事が出来る(それが正常だとは思う)わけですが、漫画や小説なんかに拘りがあったりとか、特に好きな本がある人なんてのは中々厳しいんじゃないでしょうか。
何が厳しいって特に裁断の部分。自分がすごい好きな漫画を、いくら電子化していつでも見れるためとは言え、自らの手でバラバラにするなんて、そんな悪辣非道な事、出来ますか?
出来るんですか? ホントですか? それってホントその本好きなんですか? と思ってしまいます。
なんというか、裁断機にセットした本を前に、私は常に究極の選択に立たされている感じがします。
お前にとってこの漫画は、そんな気軽に裁断できるような軽いものだったのか? 切り刻んで心も痛まないのか? そんな感じ。
前にはてブ経由で見た情報では、役に立つ本ほど電子化する、みたいな人がいましたが自分にはとてもじゃないけれど無理だ。
で、そうなるとどうなるか。


これ、「空の下屋根の中」という私が大好きな本なわけですが、これがiPadでいつでも見れるようになれば素敵だな、と思ったわけですよ。
この漫画、私は本当に大好きで、2巻は出たばっかりで10回程度しか読んでませんが、1巻なんてもう50回以上は軽く読んでるくらい大好きなわけです。
そんな大好きな本を電子化しようとするとどうなるか。
こうなるわけです。


結局電子化用と、紙で持ってる用で2冊買ってしまうってわけ。
だってさ、紙の本で読んで大好きだってのに、電子化しちゃったら紙の本自体が無くなっちゃうわけじゃん。
そんなのって耐えきれないわけですよ。何故自分が大好きな漫画なのに、手元から無くさなければならないのか。これより先に進む者一切の望みを捨てよ、ってわけですか。そんなの俗人たる自分にはとてもじゃないけれど出来ない。
そんなわけで2冊買っちゃうってわけですよ。
となるとどうなるか。結局蔵書は全く減らない。
紙として持っておく用と、電子化して持っておく用の2冊を購入してしまう。
それでいて、「2冊買えばその分著者にお金が入る!」なんて逆に誇らしくなってしまう始末。
そんなわけで私は自炊する環境が整っているにも関わらず、結局は全然蔵書が減りません。
というか増えていく一方です。
何故かというと、結局裁断出来ないから。
さっきも書いたけれど、自分で裁断するとなると、結構重い選択を迫られる。
この気持ちをあえて分からない人に対して説明するとこんな感じ。
別れてしまった、好きでもない恋人の思い出の品なら多少のノスタルジィを残しつつも処分は出来る。でも、今をもって大好きな恋人との思い出の品を捨てられますか? 無理でしょ? という感じなわけです。
しかも裁断機ってさながらギロチンだから、まるで自分の恋人をギロチンで死刑にするかのような、そんな錯覚を覚えてしまう。
自分の恋人を手にかける、しかもそんな恋人をギロチンにかけるなんて、僕にその手を汚せというのか! という感じになってしまうわけ。
だから私は、結局2冊に増えた漫画を紙のままそのまま持っていて、結局の所蔵書は増えただけ。
そして、なんだかんだでそんな自分が少し誇らしかったりするわけです。
部屋は漫画で溢れていて、自分の居場所の方が少なくなりつつあるというのに。
一体他の漫画好きの人はどうしてるんだろう?
電子化して減らすことが出来てる人はどうやって出来ているのだろう?
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