自己啓発書
2007年11月23日
昨日(11月22日)買った本、買えなかった本
昨日はミシュランガイドの東京版の発売日で、私もほしいなと思いお昼休みを利用して本屋に行ったのですが、どこも朝一の時点で売り切れたとのこと。
MICHELIN GUIDE東京 2008 (2008)
帰りに地元の書店にも寄ったけれどやはり売り切れていました。きっと数があまり入らなかったのだろうけれど、買えなかったのはちょっとショック。
私はテレビを見ない(アニメは見てる)ので、わからなかったのですが、どうやらテレビで散々宣伝しまくっていたようですね。やはりテレビの力はまだまだ強い。
今日は都内の大型書店に行ってはみますが、おそらく厳しいだろうな。
で、代わりに買ったのがこれ。
引き寄せの法則
最近この引き寄せの法則を題材にした本が多いですよね、ホントに。ちょうど興味がある話題なので、色々買って読み比べています。
頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688)
私は将棋は駒の動かし方ぐらいしか知りません(しかも銀は怪しい)が、梅田望夫さんのMy Life Between Silicon Valley and Japanというブログの■[コラム] 「頭脳勝負 将棋の世界」(渡辺明著 ちくま新書)というページを見て、ずっと興味があったんですよね。
書店で見かけたらちょっと読んでみようと思っていたので、ちょうど置いてあったからパラパラと読んでみて、購入を決めました。きちんと読むのがいまから楽しみです。
それにしても新書は本当に売れているもの以外は普通の書店にはほとんど置いていないところがつらいですね。感覚的にはネットで流行ってから一週間ぐらい遅れて書店でも買えるような感じ。
種類が多いからってのはわかるけれど、もう少しなんとかならんもんかなぁ。
ちょっと前に出た新書なんてほとんど置いてない。前にコメントでお勧めしてもらった書くためのパソコンという本を探したのだけれど、まったく売ってませんでしたし。
Amazonで買えばいいとは思うのだけれど、Amazonだと仮に新書2冊で1500円以上で送料無料にしても、宅配便で送られてくるので結局読みたいときに読めないのが悲しいところ。メール便で送ってくれれば助かるのだけれど、そうはならないんですよね。CD1枚だとメール便で送ってくるのに。
その辺もうちょっと何とかならんもんだろうか。
MICHELIN GUIDE東京 2008 (2008)帰りに地元の書店にも寄ったけれどやはり売り切れていました。きっと数があまり入らなかったのだろうけれど、買えなかったのはちょっとショック。
私はテレビを見ない(アニメは見てる)ので、わからなかったのですが、どうやらテレビで散々宣伝しまくっていたようですね。やはりテレビの力はまだまだ強い。
今日は都内の大型書店に行ってはみますが、おそらく厳しいだろうな。
で、代わりに買ったのがこれ。
引き寄せの法則最近この引き寄せの法則を題材にした本が多いですよね、ホントに。ちょうど興味がある話題なので、色々買って読み比べています。
頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688)私は将棋は駒の動かし方ぐらいしか知りません(しかも銀は怪しい)が、梅田望夫さんのMy Life Between Silicon Valley and Japanというブログの■[コラム] 「頭脳勝負 将棋の世界」(渡辺明著 ちくま新書)というページを見て、ずっと興味があったんですよね。
書店で見かけたらちょっと読んでみようと思っていたので、ちょうど置いてあったからパラパラと読んでみて、購入を決めました。きちんと読むのがいまから楽しみです。
それにしても新書は本当に売れているもの以外は普通の書店にはほとんど置いていないところがつらいですね。感覚的にはネットで流行ってから一週間ぐらい遅れて書店でも買えるような感じ。
種類が多いからってのはわかるけれど、もう少しなんとかならんもんかなぁ。
ちょっと前に出た新書なんてほとんど置いてない。前にコメントでお勧めしてもらった書くためのパソコンという本を探したのだけれど、まったく売ってませんでしたし。
Amazonで買えばいいとは思うのだけれど、Amazonだと仮に新書2冊で1500円以上で送料無料にしても、宅配便で送られてくるので結局読みたいときに読めないのが悲しいところ。メール便で送ってくれれば助かるのだけれど、そうはならないんですよね。CD1枚だとメール便で送ってくるのに。
その辺もうちょっと何とかならんもんだろうか。
2007年11月19日
昨日(11月18日)買った本
1つ前の記事に書いた、キーボードとマウスを買うだけのつもりだったのに、本屋をのぞいてしまったばっかりにまた本を買ってしまった。
本屋に行けば買ってしまうのはわかっているのだから、行くべきではないのだけれど、本屋があると知っていると行かずにはいられないんですよね……。しかし、ある一定以上の広さの本屋が近くにあると逆に行かない方が失礼だよな、なんて思ってしまう。本を読んだり買ったりする以前に、本屋に行くことが中毒になっているんじゃないか、なんて気がする。
一瞬で「自分の夢」を実現する法
『一瞬で自分を変える法』という本を書いた作者の、新しい本が出てたので購入。まだ読んでないのでどんな内容かはさっぱりわからないのですが、前の『一瞬で自分を変える法』が、面白かったので、今回も面白い話であると期待しています。
引き寄せの法則 エイブラハムとの対話
ちょっと前に買った『ザ・シークレット』という本と、おそらく同じことについて書かれた本。『ザ・シークレット』がなかなか面白い本だったので知識補完のつもりで購入してみました。他にも同じような内容の本が何冊かあったのでパラパラめくってみたのですが、やはり『ザ・シークレット』が一番面白いと思いました。他の本はなんというか、知識ばっかりを書いてあって、あまり読む人のことを考えていない気がします。
買った後に思ったんだけれど、私ってこういう本がホントに好きだなぁ。
<<追記 11月19日 0:16>>
書いた後に気づいたのですが、2冊目の方は今日買った本じゃなかった……。金曜日に買った本でした。金曜日にそう書いたのに、何故か今日買ったつもりになってしまった。間違えて2冊買ったのかと思ってあわててしまいましたよ。
ホントに買ったのはこっちでした。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
これは『まず、ルールを破れ』という本を書いた人の新作です。『まず、ルールを破れ』は読んでて納得がいかないところが多かったのですが、そういう考えもあるんだな、ということを気づかせてくれたり、考えを広げる上で大変参考になりました。結局考えは変わらなかったのだけれども。その作者が書いた本なんでまた新たな気付きを与えてくれることを期待しています。
今回の本は自分の才能に気付かせてくれるための本らしいので、これを読むことで自分の才能に気がつくことができるんじゃないか、なんて期待しています。
本屋に行けば買ってしまうのはわかっているのだから、行くべきではないのだけれど、本屋があると知っていると行かずにはいられないんですよね……。しかし、ある一定以上の広さの本屋が近くにあると逆に行かない方が失礼だよな、なんて思ってしまう。本を読んだり買ったりする以前に、本屋に行くことが中毒になっているんじゃないか、なんて気がする。
一瞬で「自分の夢」を実現する法『一瞬で自分を変える法』という本を書いた作者の、新しい本が出てたので購入。まだ読んでないのでどんな内容かはさっぱりわからないのですが、前の『一瞬で自分を変える法』が、面白かったので、今回も面白い話であると期待しています。
引き寄せの法則 エイブラハムとの対話ちょっと前に買った『ザ・シークレット』という本と、おそらく同じことについて書かれた本。『ザ・シークレット』がなかなか面白い本だったので知識補完のつもりで購入してみました。他にも同じような内容の本が何冊かあったのでパラパラめくってみたのですが、やはり『ザ・シークレット』が一番面白いと思いました。他の本はなんというか、知識ばっかりを書いてあって、あまり読む人のことを考えていない気がします。
買った後に思ったんだけれど、私ってこういう本がホントに好きだなぁ。
<<追記 11月19日 0:16>>
書いた後に気づいたのですが、2冊目の方は今日買った本じゃなかった……。金曜日に買った本でした。金曜日にそう書いたのに、何故か今日買ったつもりになってしまった。間違えて2冊買ったのかと思ってあわててしまいましたよ。
ホントに買ったのはこっちでした。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かすこれは『まず、ルールを破れ』という本を書いた人の新作です。『まず、ルールを破れ』は読んでて納得がいかないところが多かったのですが、そういう考えもあるんだな、ということを気づかせてくれたり、考えを広げる上で大変参考になりました。結局考えは変わらなかったのだけれども。その作者が書いた本なんでまた新たな気付きを与えてくれることを期待しています。
今回の本は自分の才能に気付かせてくれるための本らしいので、これを読むことで自分の才能に気がつくことができるんじゃないか、なんて期待しています。
2007年11月08日
[マスターキー]レッスン実践中 その1
ザ・マスター・キー先日購入したこの『ザ・マスター・キー』ですが、どうやら24回のレッスンに分かれているようです。そして、先を読み進めないで、1週間ずつその場所を何回も読んで実践しろと書いてあったので、せっかく買った本だしって事で月曜から1週目のレッスンを実践してたりします。
1回目のレッスンは『心身をコントロールする』ことです。具体的にはこんな事をやってます。
誰にも邪魔されず一人になれる部屋を探し、背筋を伸ばしてゆったりと座ってください。何かに寄りかかってはいけません。そうしたら、思考がさ迷うままにまかせます。十五分から三十分もすれば、心は完全に鎮まるでしょう。心身を完全にコントロールできるようになるまでこのエクササイズを三、四日ないし一週間続けます。
と、まぁそういうことなので、言われたとおり一人になれる部屋(一人暮らしだから当然一人になれる)で、椅子に浅く腰掛けてやってみてはいるんですが、これ難しいですね。というより、心身を完全にコントロールってのがいまだにわからないですし……。ただ、目をつぶって静かに心を落ち着けていると、頭の中からフッっと全ての思考が停止するような感覚になることはあるんでこれの事なのかなぁなんて思ったり。
そんなこんなでよくわからないなりに、やってみたりしています。
ここまで書いて思ったんだけれど、なんか怪しい自己啓発セミナーの体験記みたいですなぁ……。これがどういう意味で役に立つのか、具体的なことはわからないけれど、心を落ち着ける役には立ちそうな感じです。
いつも「時間がない、時間がない」なんて思っているけれど、逆にゆったりと心を落ち着かせる事で、ほっとするというか安心すると言うか、そういう感じを得ることはできました。
とりあえずせっかくお金を出して買った本だし、このままにしておくのも勿体ないので、飽きない限りはこのまま24週間続けて見たいと思います。
2007年10月19日
[感想]3週間続ければ一生が変わる 2
3週間続ければ一生が変わる (Part2)前に出て、(恐らく)人気があったために続刊が発売されたものの、続刊の方です。
この本のタイトルになっている「3週間続ければ一生が変わる」というのは、何であれ習慣を1つ身に付けるには3週間続けることが必要で、一度身についた習慣は一生残るもんだから3週間かけて良い習慣を身に付ければ一生が変わりますよ、ということです。
私はこの本が好きで、今回も既に一度読み終えて、再読し始めているところなのですが、この本が好きな理由は強制されてる感じがしないところだと思っています。
どちらかというと日本人が書いた自己啓発本というか、能力をアップさせるための本ってのは○○をやれ!みたいな、どちらかというと強制させてくる、これをやらなきゃ駄目だよ、みたいにプレッシャーをかけてくる感じの書き方が多いのですが、この本は違います。
この本は、著者自らが体験した内容をまず書いて、これのためにはこういう事をした方がいいよ、やってみてはどうだろうか、世界が変わりますよ。と言う感じの書き方なわけです。決して強要なんてしない。
恐らく著者は101種類も習慣に出来たらいいもの挙げて、全部を一気に身に付けさせる事はできないって事がわかっているんでしょうね。だからどの話もこういう習慣を身に付けることが出来たらこんな風に感じることができるよ、こういう風に世界が広がるよ、ということを教えてくれてるんだろうと思います。
私がこの本の中で一番気に入ったのがこの習慣。『“不可能思考”を捨てる』というもので、例として以下のように記述されています。
一九五四年以前は、どのランナーも一マイル四分の壁をやぶることはできないと信じられていました。でも、ロジャー・バニスターがはじめてその壁をやぶると、さらに多くのランナーがその偉業を達成したのです――わずか数週間以内に。
要するに不可能だと思っていたことでも誰かが達成したことでパラダイムシフトがおこり、誰でも(というと語弊があるけど)出来るようになる、不可能だと思ってたら絶対出来ないけれど、実際に誰かがそれを実行できたという事実が発生すればそれは達成可能なものになるってことです。
もっと要すると「出来ないと思ってるうちは絶対出来ないけど出来るって思ってやれば案外できるもんだ、だから出来ないって考えるのはやめなさい」って事ですよ。
こういった内容を初めに気付かせてくれたのは実はこの本ではなくて、『仕事は楽しいかね?』という本が私にとっては最初でした。
仕事は楽しいかね?この本の中では『具体的な目標は立てるな、立てるべき目標はただ1つ、それは「昨日の自分よりも向上すること」だ』と言ってます。つまり具体的な目標をたてるとそれがゴールになってしまうわけで、そこを目指してしまう。例えば売り上げ10%アップなんて目標を立ててしまうと10%アップさせるためのことしかやらなくなってしまうわけですよ。ホントは20%アップさせることが出来るかもしれないのに10%に留めてしまう。実現可能な部分を10%までに留めてしまって、それ以上は実現不可能だと思ってしまう、これほど意味のないことはない。というわけです。
この考え方はアメリカ復活の原動力となったデミング博士のTQM(Total Quality Management)と通じるものがあって、デミング博士の立てた14ルールの中に『具体的な数値目標は立てるな』というものがあります。
これも先ほどと同じ理由で、要するに10%アップという目標を立てたら10%アップでやめてしまう、ってことです。他にもノルマとかで例えば1ヶ月で1000万円売り上げろって目標を立てたら15日までで1000万円を達成したらそこで仕事をやめてしまう、他にいくら見込みのあるお客がいてもその月にやってしまったら次の月にどうなるかわからないからそういったお客は来月までとっておくことになる、ってわけです。
デミング先生のTQMについては弟子であるところの吉田先生が本の中で詳しく説明してくれています。
ジョイ・オブ・ワーク~組織再生のマネジメントそういった本を読んでいた経緯もあって、私はこの『“不可能思考”を捨てる』という考え方をとても気に入りました。例えば私なんかの例でいうと、ちょっと前までは「Blogへの投稿は1日1回出来ればいいや」なんて微妙な目標を立てていましたが、それを変えて「書く事があったらいくつでも書こう」というように目標を変えました。その結果大体1ヶ月に100記事のペースで今は記事を投稿できてます。これだけでもこの習慣がどれだけ役に立つかわかりますね。
私は今後はこの本に書いてある『ささやかな一歩を踏み出す』や、『ちいさく始め、長く続ける』といった習慣を身に付けられるように行動してみようと思います。
現状に不満があって何らかの手段で自分を変えたいと思っている方にはとても有用な本だと思います。はっきり言ってしまえば小手先のライフハックなんかより断然効果がありますよ。
2007年09月28日
[書評]2日で人生が変わる「箱」の法則
2日で人生が変わる「箱」の法則この本が述べてる(と私が捕えた)のは『相手のことを「人」と見るか「もの」と見るかは、その人の心の在り方次第である』ということです。
この本を読んでまず思い出したのは、前にはてな匿名ダイアリー(増田)に載っていたこのエントリです。ちょっと長いけれど全文転載。
俺は中国人は嫌いだ。でも仕事を一緒にしている中国人の朱さんは物腰も穏やかで知識もすごいし、だからと言ってそれをひけらかしたりもしないし仲良くやっている
俺は韓国人も嫌いだ。でもこれも仕事を一緒にしている韓国人の金さんは日本語は不自由だけど仕事は速いし、一度注意したミスは二度と間違えないし、日本語を覚えるスピードも半端ない。この人も一緒にお酒を飲みに行く仲間だ
俺はDQNも嫌いだ。でもバイトをしてた頃にいた地域で一番のDQN高の生徒だった古谷君は思ってる事はすぐに口にして社員には嫌われていたけれど、言ってることは間違いじゃないし、仕事の覚えも速かった。「母親が妹に手を挙げるのをやめさせたいんだけどどうすればいいっすかね?」なんて相談されて徹夜で話し合った挙句に一緒に家までついて行ったっけ。
俺はギャル(死語っぽいけど)みたいな奴も嫌いだ。でもバイトにいた桜井さんはいかにも格好をしていたけれど、細かいところによく気がつく子で店の外で困ってるお年寄りを助けに店の外まで走っていったっけ。それを褒めたらすごい照れくさそうな顔をしてた。
俺の嫌いな中国人や韓国人はどこにいるんだろう。
俺の嫌いなDQNやギャルはどこにいるんだろう。
一般化した呼び方をすると突然嫌悪の対象になるんだろうか。
それとも集団になると途端に人が変わってしまうのだろうか。
彼らから見た日本人は俺が思ってるのと同じなのか、それともちがうのだろうか…
これとほとんど同じようなことを私も思っていて、このエントリは大分前に書かれたものだけれど、ずっと気になっていたんですよ。要するに個々に対しては親しみを持っていてもメタ化(って言っていいのかわからないけど)、つまりもうちょっと大きい範囲でカテゴリ化すると突然嫌悪の対象になってしまう、それは何でだろうという内容なのですが、この本の通りであれば、この増田の文章を書いた人は、
・『中国人』に対しては「物」として扱い、『朱さん』については「人」として扱った
・『韓国人』に対しては「物」として扱い、『金さん』については「人」として扱った
以下同様
というように扱っていたということになります。そして、この本によれば、『相手を物として扱うときに人はそのことを正当化する』というように書いてあります。つまりは「物として扱うだけの理由付けをする」ということです。
この理論で考えてみるとわかります。『朱さん』については人として見ているから、特に自己正当化の必要はないので素直な気持ちでいられます。
しかし『中国人』という枠組みで見た場合には彼らは『物』として、扱われるために、「彼らはモラルがないから嫌われてもしょうがない」とか、「中国人は半日教育をしてきているから嫌いだ」とか、そういう理由を持ってきて彼らを「物」として扱うだけの自己正当化の理由を持ってくる、とまぁそういうわけです。
人はこういう風に相手を「物」として見る時には箱の中に入っている、というのがこの本の述べているところで、そして箱に入ってしまうのは大抵自分の心の中の言葉に素直にならなかったからだ、というようにこの本では書いてあります。
例えば中国人の人が道を歩いていてハンカチを落とした。それに気付いたのはあなただけで、あなたは「ハンカチを落としたから拾ってあげよう」と思ったとします。でもそれを止めた時、つまり『拾ってあげたい』という自分の心に従わなかった場合に『箱』に入ってしまい、「中国人は日本に対して酷いことばかり言ってくるからハンカチを拾ってあげる必要はない」とか、「あのハンカチはきっと盗んだもので見つかるとまずいと思ってあそこに捨てたんだろう」とかそういう自分が自分の心に素直に従わなくていい理由を持ってくると、そういうことです。
じゃあ箱から外に出るにはどうすればいいのよということに対して、この本では以下の4つの要素を挙げています。
1.箱の兆候を探す
2.箱の外の場所を見つける
3.状況をあらためて考える
4.私が見つけたことにに基づいて行動する・・・・私がすべきだと感じていることをする
つまりはまぁ思ったとおりに行動しろって言うことになるんですかね。何かをしようと思ったときにそれをしない理由を探すのではなく、素直にそれを行動に移すことが心を平和に保つことになる、と。
詳しい行動については本を読んでいただくとして、箱の外に出られると次のようなメリットがありますよ、ということを述べていて
箱の外に出ると、あなたは状況を誇張や正当化なしに澄んだ目で見ることができる。それによって、あなたは争いを誘発するのではなく、平和へ向かわせる影響力を発揮できる立場に立つことになる。
私は仕事などで上司などに仕事を頼まれたときにすぐに『その仕事が出来ない理由』を探してしまう癖がありますが、これもきっと箱に入っていたんだろうな。下りると上るで明確に位置が分かれている階段を逆走する(下りる側を上る)人を見るたびにイライラしていたけれど、これもきっと箱に入っているからそう感じるんじゃないか、とかそういう自分が色々な事で箱の中に入っているんじゃないかと気付かせてくれました。
この本を読み終わった後で女子サッカー日本代表の横断幕に、ブーイングの中国反省という記事を見ました。
中国・杭州市でこのほど行われた女子サッカーのワールドカップのドイツ戦で、日本選手が試合後に「ARIGATO 謝謝 CHINA」と書いた横断幕を掲げた行動が、日本にブーイングし続けた中国側に反省の気持ちを呼び起こしている。地元メディアは「中国のブーイングは日本の横断幕に負けた」と観戦マナーを批判している。
17日の試合中、約4万人の観客のほとんどがドイツを応援。試合前の「君が代」斉唱では多くの観客が起立せず、ブーイングも起きた。ドイツが攻めたり、得点したりすると大歓声が起こり、日本は完全にアウェー状態。荒川がけがで交代したときでさえ、日本へのブーイングが響いた。しかし、日本代表が横断幕を掲げると、中国人の一部からも拍手が起きた。
これは中国人の人たちは箱の中に入っていたけれど、日本の選手は箱の外に出ていたということだと思う、そして、箱の外に出て行動すればこういった利益がありますよ、といういい例だと思います。
とは言え全ての物事に対して常に箱の外にいるというのは理想だけれど中々難しそう。私もなるべく全てのことに対して箱の外に出ていられるように頑張りたいと思います。
2007年09月18日
自己啓発書としてではなく、歴史的な読み物としても面白い
君に成功を贈る数少ない(外国、というかアメリカに比べて)日本の成功哲学者(なのかな?)の中村天風という人の多分どこかで話した講義内容、というか講和録のようなものを文章に起こした本(だと思う。説明が書いてないからわからないけれども)。
この手の本に多い、難しい言い回しでなんとなくわかったような気にさせられる、というようなことは全くなくて、話し言葉で、しかもわかりやすい言葉で書いてあるから非常に読みやすいです。それに、語りかけているように書いてあるので、こうしなさい、ああしなさい、と上から目線で言われているような感じも受けず、これこれこう思うだろう、ならあれをやろうぜ、みたいな感じになっていて話を受け入れやすい。
そして、文字のサイズが大きいから結構厚い本なのだけれど、サクサク読み進めていけます。ページ数をかせいで高く売る手法なのかどうなのかはわかりませんが、このお陰でなんかあっという間にこんなに読み進められた、という妙な達成感を持って読み進める事ができました。たった1時間で半分以上読み進めてる! みたいな。
本の内容としては、この人は昭和43年に死んでしまった方なのだけれど、古い感じなどまったくせず、むしろ現在の私たちに向かって言ってるような、そんな錯覚すら感じさせるほど、今の世でもその通りだと思うことが書いてあります。
今のマスコミ時代に生きる特に若い人々は、みんなエゴイスティックな気持ちのほうが盛んに心に燃えています。大義名分を本意として生きる気持ちなんて、今の日本人から消えてなくなったと思われるような時代ですからね…。
この辺なんか特に今でも通じそう。なんか当時こういう風に言われていた若者が、今では私たち若者に対して言っていると思うとなんとなく面白い。歴史は繰り返すというか、若者はいつの時代も変わらないものなのかな、とかそういう気がしてきます。
この本は人生で成功をするには、というより幸せな人生を過ごすには、どういう心構えでいればいいか、ということを教えてくれる本なのですが、この中村天風と言う人の体験が多く語られていて、歴史的な読み物としても興味深いです。
この人は軍事探偵、ようするにスパイ活動なんかをやっていた人なのですが、その体験談がまぁすごい。
訓練中、いちばんつらかったのはね、鰹節一本を教官がもってきて「おい、今日から五日間、これ一本で後者の天井に忍べ。天井裏へ入って、しょんべんも大便も音のしないようにそこで処理しろ」って言うの。鰹節一本で五日間ですよ。
(中略)
笑いながら聞いているけど諸君ねえ、糞しょんべんを、たれるべき所でない所へたれて、知れないように処理しろってことぐらい、難しいものはないんだぜ。
とにかく大便のほうはうまく処理ができますよ、臭いの自分が辛抱すりゃ。でもね、しょんべんのほうは流れるってやつですからねありゃ。あれを天井裏でもって、とにかく下へこぼれないように処理するというのにはです、相当微妙な流転運動を行わなきゃできないんであります。(笑)
これを読むだけで軍事探偵のいわゆるスパイ活動ってのがどんだけ過酷だったのかわかろうものです。にしても私の感覚ではしょんべんよりは大便の方が処理に困りそうなもんですが、しょんべんの方が大変ってのが少し驚きました。ただ、よくよく考えてみれば確かに屋根裏に潜んでいることを考えれば下手すりゃ下の部屋にしょんべんはたれてしまうからしょんべんの方が大変かもしれないな、という気もします。
私がこの本の中で一番ためになったのが次のところ。
いいかい、重要なことを聴くときは、恋人の言うことを聴くような気持ちでもって、聴くようにしてごらん。
どうだい恋人持ってる人。いや、恋人いなくたって、自分が「好いたらしいなあ」と思ってる人が言ってるの聴くとき、一生懸命な気持ちでその人の言うことを聴くだろう?。
ついでに言うとね。重要なことは、けっして手帳やノートなんぞに書きなさんな。人間はね、覚えなきゃいけないことは、覚えられるようにできているんだから。
恋人の言うことを聴くような気持ちでもって人の話を聴いたならば、そりゃ覚えないようにしようったって、忘れやしませんよ。
これなんて確かにそうだな、という気がしますよね。自分の好きな人の言った言葉なんて、いちいちメモっておく人なんて滅多にいないと思いますが、好きな人の言った言葉を覚えている、というより忘れられない人は多いんじゃないかと思います。それが良い言葉であれ、悪い言葉であれ。そういう気持ちで大切な話を聴けば、確かに相手の言っていることを心の深くに刻み込めるかもしれない、という気がします。
とはいえそれが簡単にいけば苦労しない、というようにも思います。自分の好きな人とかけ離れた風体、性格の人、例えば私で言えば油っぽい感じのおじさんとかが何か重要な話をしたとしても、それを好きな人が言っているように聴くのはちょっと無理があるような気がします。
ただ指針としてはとても適切なものであるという気がするんですよね。重要なのはそうすることではなくて、そうしようとすることという気がする。相手の言うことを好きな人が話してるのを聴くように聴くのは無理でも、好きな人が話しているのを聴くように聴こうとすることはできます。そういう態度をとることで相手に対しても一生懸命聴こうとしているという気持ちが伝わり、円満な人間関係を築けるようになるんじゃないか、そんな気がします。本当は実践できるのが一番いいんでしょうけど。
この本は他にも色々とためになることを教えてくれます。辛いときに辛いって言ってもどーにもならんだろ、とか、種を蒔かなきゃ花は咲かないとか、そういったことを時に実例を交えて、自分の体験を交えて、語るように書かれています。
普通のスピードで読み進めても多分3〜4時間あれば読み終える事ができると思います。また、1つ1つの話は3〜4ページなので、自分が興味を持ったところだけ拾い読みをすることもできます。読めば必ず何かしら得るところがあると思うので、興味がある方は一読してみることをおすすめします。
2007年09月17日
なんという容赦ない言葉…… 〜向上心〜
向上心―すじ金入りの自分論サミュエル・スマイルズの『向上心』を読みました。このスマイルズという人は『自助論
『自助論』が「人が自分を完成させるためには、自ら努めるより他に方法がない」という事を述べており、それに対してこの『向上心』は「個人個人の人格を高めることが人として最も大切なことで、それによって社会全体が反映することになるだろう」というような事を述べています。だからどちらも別々の事を書いてあるわけではなく、また、どちらの本も要するに「天は自ら助くる者を助く」ということを述べているだけです。だけと言ってしまうとあれだけれど、自分を変える事でしか世界は変えられないよ、と言うことを述べているに過ぎないのです。
この本にはかなり容赦ない、実際に言葉に出して言われたら随分辛辣な言葉で、少なからずショックを受けてしまうであろうことも書かれています。特に私のような怠け癖があるような人にはかなりのショックでした。
怠け者は人生で失敗を繰り返す。何をやっても成功しないのは当然である。怠け者は何の役にも立たない。陰気な顔で不平ばかり言う哀れな人間で、社会にとってはお荷物である。邪魔者であり、迷惑千万な存在なのである。
この辺なんかもう、読んでて「ごめんなさい、ごめんなさい」という感じでしたよ。ただ、別にこの人は怠け者は死ね、と言っているわけではなく、まぁ要するに働け、といっているのです。しかも勤勉に。
これは別に休む暇も無く働け、とか、サービス残業をバリバリしてその結果過労死として死ねとかそういう事を言っているのではなく、普段はまじめに働いているからこそ、余暇が楽しめる、そうすることで人生がうまくまわる、というような事を述べているわけですよ。
一日中働いて、ようやく手に入れた文章を書くための一時間は、文学を商売にしている男のまる一日の労働にまさる値打ちがある。この一時間は、まるで鹿が小川の水を飲んで渇きをいやすように、歓喜に満ちて魂をよみがえらせる。文学者のまる一日の労働は、息も絶え絶えにうんざりしながら、必要に迫られて惨めな道を歩いているだけのことなのだ
この辺の言葉は私も非常に思い当たるもので、例えば私は先週は一週間仕事が休みだったのですが、その間のこのBlogの更新は1日1つ程度(1つも更新していないかも)でしたが、毎日仕事に行ってた日は平日でも休日でも、1日に3回ぐらいは更新していました。仕事をしていると、「これが出来るのは手が空いている今しかない」という意識が働いてちょっとの空いた時間でも色々と作業をしますが、これが一週間も休みだと「今やってもいいけど、別に後でやってもいいや」なんていう感じで後回しにしてしまって、結局何もやらずに1日を終わらせてしまったりしていました。
バートンの本の中に「憂鬱になるのは、何も仕事をしないことにその大きな原因がある」という一節がある。
「無為に過ごすことは、精神的にも肉体的にも命取りであり、邪悪の温床であり、あらゆる災いの根源であり、七つの大罪の1つであり、悪魔が休息するクッションであり、枕であり、たのもしい見方である。ものぐさな犬の毛は不潔で皮膚病だらけに鳴る。怠け癖のある人間が、同じ状態を避けることができるだろうか?」
と、述べていますが、これはその通りだと思います。私がバイトや就職してからの事を考えるにあたり、色々ネガティブな事を考えたり、憂鬱になったりしたのは、健康を害するほど働かされた事を除いては「やることが無いとき」が一番憂鬱でした。
例えばバイトは客商売だったのですが、お客さんがまったく来ない時間はひっきりなしにお客さんが来て忙しい時よりも退屈だし、時間が過ぎるのが長く感じられたものです。就職してからも「今日中にこの資料を作成してお客さんに送らなくちゃいけない」という時の方が、仕事と仕事の谷間で特にやる仕事がない時よりもよっぽど充実していました。だから
無理のないように適度に働けば、身体のためにも精神のためにもよいということである。人間とは、肉体によって支えられ、みずみずしさを保っている知性的存在である。身体を動かすことは健康のためになるのだ。
という主張にはうなずくことができます。ただ、それのためには続く次の言葉もきちんと意識している必要があると思います。
害があるのは働きすぎの場合であって、働くこと事態ではない。そして、きびしい仕事よりもっと悪いのは退屈な仕事、体力の消耗が激しい仕事、先の望みがまったくない仕事である。
これなんかもう一も二もなくうなずくしかない。実際今現在仕事によって体の調子をおかしくしているような人はこれの一番最後の先の望みがまったくない仕事に携わっている人が多いんじゃないかと思う。仮に大企業で、収入が安定していても上司に嫌われて出世が望めないとか、法の目をかいくぐって世間に向けて堂々と宣言できない仕事に携わっているとか、本当に自分がやりたいこととまったく関係ない仕事をしている人ほど身体を壊しやすいと、自分の周りの人やニュースなんかを見ている限りではそう思います。
ここでは仕事のことを書きましたが、一貫して述べられているのは『自己を向上させろ』ということで、そのための仕事であり、また他の章で述べられている礼儀であり、習慣であり目標であることです。かといって、「自分さえ向上することができれば他の人はどうでもいい」というような昨今の日本の成果主義のようなものではなく、自分が向上することで社会全体を良い方向に変えていこうというものです。自分個人は社会全体の中でも1つの歯車に過ぎないが、その歯車が効率よく動くようになれば全体の機械の動きがよくなる、だから歯車の質を高めよう、そういうことを述べています。ちょっと動かすとキシキシと音を立てるような歯車はその歯車だけではなく周りの歯車にも悪い影響を与えます。だからそうはならず、良い歯車になりなさい。そういう事を教えてくれます。
この本は私のように「明日の休みはあれやって、これやって、それもやろう」なんて思っていたのに、いざ翌日になると何一つ終わらせることができないような人にオススメできると思います。当然読んでいて自分が嫌になったり、本に対して反発したくなることもありましたが、冷静に考えればそれらは全て自分が悪い、悪かったことに気づかせてくれるいい本でした。
人生とは世の中に役立つよう努力をする場所、健全な思想をもって正しい生活を送り、自分自身のためばかりでなく他の人たちの幸せをも願って働く場所である。
2007年08月31日
継続力をつける方法 〜そろそろ本気で継続力をモノにする!〜
そろそろ本気で継続力をモノにする!何かを続ける、つまり習慣にしてしまおうという本はコンスタントに出版されていると思います。そして、私が見ている限りではそういった本は結構売れている、書店などで平積みされて売られており、書店内のランキングでも上位にランクインしています。
だからこれからわかるのは、いかに継続して何かを行うという習慣を身に付けるのは難しいかということです。かくいう私もそういった継続力に関する本は出るたびに買っていて、多分部屋の中を探せば10冊近く継続することだけに言及する本もあるだろうし、7つの習慣だとか、そういった継続することをメインにしていない本も含めれば、かなりの数があると思います。
そういったたくさんの本を読んで悟ったのは『やりたくないことをやろうとしても無駄』ということです。運動したくないのに毎日運動しようとしたり、英語の勉強したくないのに英語の勉強をしたり、毎日の息抜きがテレビぐらいしかないのにテレビを見ないようにする、とかはやろうとしても無駄だと悟りました。
だけど今私は毎日5時には起きてるし、テレビは見ないし、体重も半年前から比べると5kgは減らせることができました。英語の勉強は出来てないけど…。
色々やってるうちに気づいたことがあって、私が思うに何かを続けるのに必要なことは
1.続けることを目的にしない
2.効果はすぐにはでない
という2つのことを意識すればいいんじゃないかと思います。
まず1つめの続けることを目的にしないですが、これは絶対、間違いないです。朝早く起きる事自体を目的にしたり、毎日運動することを目的にしたり、食事の量を控えることを目的にしたり、英語の勉強することを目的にしたり、テレビを見ないことを目的にしたりしても全然意味がないです。この本で言うところの例外魔人が現れて一度やらなくなると、そのままフェードアウトするのがオチです。
重要なのは続けることは手段でしかないということです。目的は別にあって、そのための手段として何かを習慣付けようとしていることに気付けば、続けること自体はそんなに困難じゃなくなるはずです。毎日何かをすることなんかよりももっと全然大きな目標があって、そのために何かを習慣付けようとしているはずなのです。だからその目的に気付くことが何かを続ける一番のコツなんじゃないかと思います。
私の例で言えば、体重が減ったのは体調が悪くなったのが原因で、それを改善するために食生活を改めたり、運動するようになったからだし、毎朝早く起きれるようになったのは、やりたいと思うことがあって、それをするためには朝にやるしかないと悟ったからだし、Blogを毎日更新しているのもそれを通じてやりたいことがあるからで、Blogを毎日更新しているのが目的じゃないからだと感じます。
多分みんなそんなことは最初からわかっていて、もちろん何か大きな目標があって、何かを始めると思います。でもそのうちに手段であったはずの続けること自体が目的になってしまって、そうなると続けること自体は苦痛でしかないからやらなくなってしまい、一度やらなくなってしまうとそのまま全くやらなくなってしまう。
だから続けるためのコツとしては1つは『自分が何のためにそれをやってるか(やろうとしているか)頻繁に自問してみる』ということじゃないでしょうか。
大抵何かを継続しようとして挫折してしまうのは、『成果が全然でないから』だと思います。別の言い方をすれば『目標としているラインに比べて進歩が全然ない』からなんじゃないかな。例えば「体重を5kg減らす!」と思ったとして(この目標の立て方はよくないと思うけどそれは置いておいて)毎日3kmのジョギングをしたとします。でも1週間ぐらいじゃ多分それほど変わらないと思うんですよね。ジョギングはしたことないからわかりませんが、ビリーズブートキャンプを一週間続けたところで体重なんてせいぜい1〜2kgしか落ちません。
それで諦めてやめてしまう。ことによると成果が出ないのは自分が悪いからだ、なんて思ってしまい、最初の段階よりも悪い習慣、何をやっても無駄だという考え方が身についてしまったりすることもあると思います。
そこで2つ目に挙げた効果はすぐにでないということを忘れちゃ駄目だ、という話になります。大抵の人はこのことを経験的に知っていますが、意識はしていません。だからそれを意識することにすれば、継続する力というのは身に付けることができると思います。
この、『成果はすぐに出ない』ことを知ってる、というより意識しているのとしていないのでは全然話が違います。成果がすぐに出ないのを知っていれば、少しやったぐらいでは何も起こらないことがわかりますが、知らない場合は少しやって何の成果もあがらないのでやめてしまう。ということが往々にしてあります。
何かの本(確か『「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55』)に、勉強の成果は指数関数的に出る。と書いてありましたが、それは事実だと思います。つまり最初は成果が全然出ないけれど続けていく期間が長ければ長いほど爆発的な成果がでる、ということです。
スポーツ選手のイチローなんかは子供の頃から毎日素振りをかかさなかったらしいですが、それが今成果となって現れています。しかもものすごい成果として。もっと身近なところで言えばいわゆるアルファブロガーと言われている人たちもBlogを始めた当初は1日数アクセスだったと思うんですよね。それが今は毎日何千人と来るようになってる。それは継続して新しいBlogのエントリを更新し続けてきたからだと思うんですよね。
もっと身近な話として私の話をしますが、私は高校生の頃、ゲーム、とりわけ対戦格闘ゲームが好きでゲームセンターに入り浸ってましたが、最初はもう、そりゃホントに弱かった。パーフェクトで負けて、向かいの相手達なんかに「ぷっ」とか笑われるような腕でしたが、それにも負けずに毎日対戦をしたり、攻略本を読んだり、上手な友達に話を聞いたり、イメージトレーニング(これが一番効果あった)をしたりすることで、最終的には対戦で50連勝とか出来るようになりました。
こういうのって、出来るようになってから振り返ると何が原因で出来るようになったのかって全然わからないもんで、上述したゲームの話で言えば、気付いたら勝てるようになっていて、何が原因なのかと言われるとよくわかりません。単に勝てるようになりたいと思って練習していたら勝てるようになっていただけです。
勉強なんかがそうで、最初はちんぷんかんぷんですが、続けているといつの間にかわかるようになってたりします。
要するに『続けていれば成果は出るけれど、いつ出るかわからない、でも続けてないと絶対出ない』ということじゃないかと思うんですよね。
だから目に見える成果がすぐに出ることを期待して何かを続けるのはすぐに挫折する原因だと思うんですよ。成果なんて意識してないときにいつの間にか出てるもんだと思うし。成果を期待してるとしばーーらくの間は目に見えないからつらいです。
さっき上の方で、続けること以外の目的があるはずで、それを意識したほうがいいという話をしましたが、その目的を達成するための成果は中々でないです。じゃあどうすんのよって話になると思うのですが、そこにはご褒美システムが効果的だと思います。
この本にも書いてありますが、ここまでやったらチョコレートを1欠片食べていい、とかこの作業が終わったら休憩するとか目に見える(そして想像がつく)楽しいことを一定の間隔に入れておくことで、続けるための気力を維持することができます。
私の場合は、何か1つやったら漫画を1冊読んでいいとか、ニコニコ動画を30分間楽しむとかそういう風にすることで継続する気力を保ってます。
以上、私の経験から書かせてもらいましたが、あくまで経験上なので、うまくまとまってない気がします。すいません。
ただ、ここで書いたのと同じようなことが、もっとずっとわかりやすく、このそろそろ本気で継続力をモノにする!という本には書いてあります。継続して何かをする、ということを3つに分類して、それぞれが躓く原因はこういうものじゃないですか?とかかれており、その後にはそれを克服して実際続けていくにはどうすればいいのかといったことがわかりやすく、懇切丁寧に書かれています。
恐らくこの本に書いてあることを素直に従って行動すれば、必ず継続力は身につくと思います。ただそこで重要なのは、素直に従うこと、これに尽きます。コーチのやり方に疑問を持っているスポーツ選手が成長しないのと同じように、信じられないならやらない方がいいし、別の方法を信じているのならこの本の方法ではなく信じている方法を実践したほうがいいです。
2007年08月18日
今日(8月18日)買った本
今日買った本を紹介。ホントは漫画も買いに行きたかったのだけれど、アキバはどうせコミケ帰りの人たちで混んでるだろうな、と思って行くのをやめておきました。その時に明日でいいや。と思ったのですが、よくよく考えてみればコミケは明日まででした…そう考えると普段は日曜日の方が混むからさらに混む日に行くことになりそうです…
中村天風 リーダーの心得
今読んでいる本のつながりで中村天風のものを。この人今まで全然知らなかったんだけど思いのほか著作がたくさんあってびっくりした。
向上心―すじ金入りの自分論
『自助論』に引き続いて購入。自助論自体が色々と自分の考えを整理、というよりは少し変える事を手助けしてくれた本なので、この本にも期待して購入しました。
文章力の [鍛え方]
もっとうまく文章が書けるようにならないかなぁ…と考えていたところに出くわした本。全然こういう本を買うつもりはなかったんですが、自分の考えを先読みされたかのように全然関係ないジャンルのところに置いてあった。これはまさに自分のために存在してる本だろ、と思い購入。これ以降このBlogの記事が良くなったらそれはこの本のお陰ということになります。
たくさん買ってしまった…漫画Blogなんだからもっと漫画を買えよ…という感じですよね…。
中村天風 リーダーの心得今読んでいる本のつながりで中村天風のものを。この人今まで全然知らなかったんだけど思いのほか著作がたくさんあってびっくりした。
向上心―すじ金入りの自分論『自助論』に引き続いて購入。自助論自体が色々と自分の考えを整理、というよりは少し変える事を手助けしてくれた本なので、この本にも期待して購入しました。
文章力の [鍛え方]もっとうまく文章が書けるようにならないかなぁ…と考えていたところに出くわした本。全然こういう本を買うつもりはなかったんですが、自分の考えを先読みされたかのように全然関係ないジャンルのところに置いてあった。これはまさに自分のために存在してる本だろ、と思い購入。これ以降このBlogの記事が良くなったらそれはこの本のお陰ということになります。
たくさん買ってしまった…漫画Blogなんだからもっと漫画を買えよ…という感じですよね…。
2007年08月16日
有名本の紹介本 〜3賢者の成功哲学〜
3賢者の成功哲学 成功哲学の源流は人格主義! サミュエル・スマイルズ「自助論」、ジェームズ・アレン「原因と結果の法則」、オリソン・マーデン「いかにして希望を達すべきか」紹介されている本自体が欲しくなる本。一言でいうとそういう本です。
ただ、個人的に一番面白く読めたオリソン・マーデンは該当する本が売っていないような気がするのでそこが残念。まぁAmazonで検索したのと、Google先生に聞いてみただけなのでもっとさがせばあるのかもしれませんが。
この本の著者(と言うか編者かな)はこの3人の本を自己啓発書の第一世代と名付けており、有名なデール・カーネギーや、ナポレオン・ヒルなどはこの第一世代の本の影響を受けて作られた第二世代の本だと述べており、その違いは第二世代の本は実例を多く上げており、『行動』に焦点をあてているのに対して第一世代の本は『状態』(つまりどう在るか)に焦点をあてていると述べています。
私はデール・カーネギーやナポレオン・ヒルの本については読んでいたことがあり、さらにその後の世代(第三世代とか第四世代:要するに最近)の本も結構読んでいます。
最初は最近出た自己啓発書(とか仕事術の本)なんかを読んでいたのですが、そのうちに「こんな小手先だけの技術を取得しても人間として駄目ならどうしようもないんじゃないか」と思うようになり、カーネギーの『人を動かす』『道は開ける』を読み、それに多大な影響を受けるようになりました。で、それが自己啓発の原点であると思っていて、そこで止まっていたのですが、この本のお陰でそれよりももっと前の世代の非常にためになる本があると知ることが出来たのがこの本で得た収穫です。
この本で言うところの第一世代と第二世代の最も大きな違いは『お金』に関する扱い方です。第二世代はどちらかと言うと『こういうふうに心がけて仕事をしたら成功した』というような仕事がうまくいってお金に困らなくなったというような話が多いのですが、第一世代は『誠実にこつこつやっていけばいつか報われるはずだ。実際今(その本が書かれた当時)大いに知られている事は発表した当初は誰も認めなかったが、今では誰もが認めるようになった』という書き方をしており、第一世代はお金の事は考えちゃ駄目だ、という事が書かれている気がします。
今の現実に即しているかというとわかりませんが、とはいえ昔の人がどれだけ努力をして仕事の合間に、こつこつと、誰に反対されてもひるまずに、一つのことを続けて、ついには新しいことを発見したという話を読むと、自分ももっともっと努力をするべきかな、と思えてきます。
それにしても『原因と結果の法則』を書いているジェームス・アレンが1850年代生まれの人だとは知らなかった。この人は勝手に最近の人だとばかり思っていましたよ。そう考えるとこの人の話はこの本に出てくる3人の中で今でもまったく色あせずに残っている唯一の本って事になるよなぁ。
原因と結果の法則は昔読んだけれど、今となっては忘れてしまったので、また読んでみるかな。


