小説

2008年02月18日

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今日(2月17日)買った本

 今日は別にアキバまで行ったわけではないのだけれど、本を買いに行ってきました。

 ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) 新潮文庫


ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) 新潮文庫


ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) 新潮文庫


 ちょうど昨日で2巻までを読み終えたので、その続きである3〜5巻を購入してきました。
 いやー、この作品、小説が好きな上司からすすめられた本だったのですっかり小説(フィクション)だと思っていたのですが、全然違いました。
 実際に起こった、あったことを解説付きで説明してくれているのですね。

 人や制度などの名前がやたらと発音しにくかったり読みにくかったり同じようなものばっかりで混乱をして、あんまり覚えてませんが、読んでいて普通に面白かったです。
 このままこのシリーズも買い続けることになりそう。

 昨日のエントリにてARIAを読む前にAQUAを読んだ方がいいと、教えていただいたので探したのですが、売ってませんでした。
 昨日アキバにいたときに買ってくればよかったなぁ。後悔です。
 先にAQUAを読んだ方がよりARIAを楽しめそうなので、ちょっとARIAは読むのをやめて、先にAQUAを手に入れることにしたいと思います。

 でもちょっと大き目の書店とかを2,3点回ったのですけどねぇ。
 ARIAはアニメ化フェアをやっているのにAQUAは置いてない(もしかしたら売り切れたのかも)とか、ARIAが平積みすらされていないとかで、手に入れられませんでした。残念。

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2008年01月14日

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小説というより漫画 [感想]空中ブランコ

空中ブランコ (文春文庫 お 38-2)


 久しぶりに小説を買いましたが、この小説、小説の名をを借りた漫画、それもギャグ漫画だと思います。

 『イン・ザ・プール』の続きで、同じ医者、看護婦が出てくるものなんですが、これがもう普通に面白い。

 面白い、というのがワクワクして一気に読めちゃう、とか話に引き込まれてしまう、とかそういう小説としての『面白い』じゃないんですよ。これはもう普通にギャグ漫画の『面白い』なんです。
 読んでて「ぎゃはははは!」って笑っちゃうの、ホントに、誇張でも何でもなくて。文字しかないのに。挿絵も無いのに。
 「ぷっ」とか「ニヤニヤ」じゃない、読んでて「ぎゃははは!」って笑ってしまう。それも1回や2回ではなく何回も。

 これはもうね、漫画ですよ、ギャグ漫画。絵は一切無くても漫画です。漫画の魂がこめられてます。こち亀の50〜60巻台を読んでて笑っちゃう笑いと一緒だもの。日常を読んでて我慢しててもどうしようもなくこみ上げてきちゃう笑いと一緒だもの。

 でもこの小説を端的にあらすじを書くと、こうなります。
『大病院の跡取り息子である精神科医の「伊良部一郎」が、様々な精神的病の患者に対してそれぞれ別の治療法を用いて病気を治す、という話』

 全然面白そうじゃない。でも、この「伊良部一郎」が曲者というかなんというか、およそ精神科医らしからぬ人物で、どんな人が治療に来ても注射を射して、その注射をしている様子を見て興奮するわ、医者なのに人の話を聞かないわ、病状を悪化させるようなことを言うわ、わがままだわで、もう医者と言う以前に人間としていかがなものか、という人物。
 それに露出狂の看護婦、マユミちゃん。この人も変人で露出狂の上に普通に病室でタバコとか吸ってるし、聞かれたことに答えないし、注射打つ以外はソファに寝転がって雑誌とか読んでるしでとんでもない。

 でも結果的にどの患者の病気も治してしまうんですよね。治されるほうはこいつらに振り回されて日常生活に支障をきたしちゃうけれど、付き合ってるうちに最終的に直っちゃう。
 そういう意味で言えば『笑ゥせぇるすまん』とは正反対のストーリー展開です。『笑ゥせぇるすまん』は、一時的に症状が治るけれど、最終的に大抵酷い目に遭います。
 でもこっちの伊良部先生の方は、一時的に症状が悪化するけれど、最終的に症状が治ります。明確に治ったという記述はないけれど、もう大丈夫、というところになる。素晴らしい。
 やっぱり最後は良くなって終わった方が読んでて気分がいいですからね。


 ギャグ漫画として見た場合には、伊良部先生はボクシングで言うと顔に当たったパンチのようなものです。当たり所が悪ければ一発KO、我慢しようとしても我慢できない面白さです。
 マユミちゃんはボディーブロー、1発1発はそれほどでもないけれど、ダメージが蓄積していって、気付いたら……、という感じ。
 しかもこのマユミちゃんが、酷い。ギャグキャラみたいなふりをしているくせに、不意にホロリと来ることを言うんですよ。しかも狙ってじゃなくて、本心から。そして、それが患者を救うんです。小説が書けない小説家をたった一言で治してしまう。
 前作の『イン・ザ・プール』でも、携帯メール依存症の子に優しい言葉をかけてあげて立ち直らせちゃうんですよ。普段はツンツン、たまに優しい、こいつはツンヤサですな。そんなジャンルないけれど。


 そんなわけで、この小説は元はハードカバーのれっきとした小説です。直木賞も受賞してるし。でも中身はギャグ漫画です。すごい読みやすい。そして面白い。
 私がもし普段漫画しか読まない人に、「何かいい小説ない?」と聞かれたら迷わずにこの『空中ブランコ』と『イン・ザ・プール』をお薦めしますね。中学生くらいまでだったらラノベの方を薦めるかもしれませんが、高校生以上だったら間違いなくこの2つをお薦めします。
 それくらい読みやすい。それくらい面白い。

 この作品は間違いなく活字嫌いの人を活字にはまらせる実力があると思います。ラノベよりも。
 らき☆すたのこなたは漫画は読むけれどラノベは読みません。まさにそういう人にこそ読んでもらいたい。それくらい活字の良さがわかる1冊、というか2冊です。


イン・ザ・プール


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2007年10月06日

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書店で見かけてびっくりした

スケルトンキー―女王陛下の少年スパイ!アレックス (女王陛下の少年スパイ!アレックス)


 この画像が全てなんですが、ぶらぶらといつもどおり本屋を端から端まで眺めてたらこんなものが目に入った。
 荒木先生小説のイラストも書いてたんですね。全然知らなかった。しかもこれが初めてなのかと思っていたら、どうやらこのシリーズの絵は全てそうっぽいです。

ストームブレイカー (集英社文庫 ホ 9-1 少年スパイアレックス・シリーズ 1)


ポイントブランク (集英社文庫 ホ 9-2 少年スパイアレックス・シリーズ 2)


アークエンジェル―女王陛下の少年スパイ!アレックス


スコルピア―女王陛下の少年スパイ!アレックス (女王陛下の少年スパイ!アレックス)


イーグルストライク―女王陛下の少年スパイ!アレックス (女王陛下の少年スパイ!アレックス)


ポイントブランク―女王陛下の少年スパイ!アレックス (女王陛下の少年スパイ!アレックス)


ストームブレイカー―女王陛下の少年スパイ!アレックス (女王陛下の少年スパイ!アレックス)


 こんなにたくさん出ているなんて知らなかった。それにしてもこの表紙だとあらすじもまったく知らないし、本文を少しも見てないのに欲しくなってきてしまうのは荒木先生に魅了されてしまっているからだろうか……。
 でも買うかどうか迷って結局買わなかったからまだまだ上級者にはかないそうにないです。

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2007年09月27日

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小説の表紙に実写を使うのはやめて欲しい

包帯クラブ The Bandage Club (ちくまプリマー新書)


 今日本屋に行った時に見てびっくりしたんだけれど、天童荒太の包帯クラブのカバーがなんか変なカバーになっててびっくりした。
 何でこんなことになってんの? って思ったら映画化してるらしい。ってことはこの表紙に写ってるのは映画のキャストなのかな……。
 確か昔は世界征服の本と同じ
「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61)

 ↑こういう表紙だったと思ったんだけどな。私が買ったときは。

 東野圭吾の白夜行も確かドラマになったときに同じようなことをしていて、今どうなっているか調べたらAmazonの画像は普通のやつだった。
白夜行 (集英社文庫)


 ただ実写の帯がついているところがあれだけれど。

 正直なところ、こういう風に小説に実写の絵(というか写真)を使用するのは賛成できない、というかできればやめて欲しいと思うんですよね。
 恐らくそうした方が映画やドラマから入った人が見つけやすいだろうから、売上はあがるんだろうけど……。
 何故嫌かというと、本というかこういう小説ってのは時が経っても陳腐化することはないけど、俳優とかは陳腐化することがあるからなんですよね。そこまで言わなくても表紙に載っている写真から予断を許してしまうからっていう理由もあります。
 字から最初に入った人は中の文章を読んで頭の中で自分独自の小説の中のキャラを作り上げるのもひとつの楽しみのような気がするけれど、いきなり写真だとどうしてもその写真の人物を想像してしまう。それってなんか小説の楽しさを奪ってしまっている気がするんですよね。
 そんなこと言ったらラノベの絵だってそうだろ、といわれたらその通りなんだけど……、でも絵だったらまだなんか想像する余地が残されてる気がするんですよね。ってのも無理があるか。実写の人だと別の顔(その役じゃない顔)ってのが透けて見えちゃうから嫌なのかも。

 10年後とかに同じ表紙だったら「誰だよこれ」とか言われて誰も買わなくなっちゃうんじゃないかなー、なんてちょっと失礼なことを思ってしまった。
 それにしてもそんなに新しい本じゃないのに今更(失礼)映画化するんですね。包帯クラブ。個人的な思いとすれば包帯クラブより家族狩りの方が読んでてゾワゾワするし、色々考えさせられるからこっちを映像化してくれた方が嬉しいんだけどな、あのなんて言うんだろ、もうこれ以上先を読みたくない、でも読むのをやめられない!っていう胸や頭をかきむしりたくなる感覚っていまのところこの小説ぐらいでしか味わったことがない。
 だから再読したいんだけどしたくないっていうなんというかすごい小説ですよ。家族狩りは。

 と、まぁ最終的に家族狩りの話になってしまいましたが、実写を小説の表紙にするのは止めて欲しいと思います。
幻世(まぼろよ)の祈り―家族狩り〈第1部〉 (新潮文庫)


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プロフィール
 Soichi Inosaki
 そーいち いのさき
 漫画好きな人にはまだ出会っていない漫画を、漫画を読まない人には漫画のおもしろさを伝えられたらなと思って書いています。
 平日は0時睡眠の5時起床をしていますが、反動で土曜日に起きれなくなりました。
 
 twitterのアドレスはhttp://twitter.com/soichinosaki  です。よろしければどうぞ。
よつばとDX!!




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