4コマ漫画

2008年02月12日

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祝!GA2巻 1位!

GA-芸術科アートデザインクラス 2 (2) (まんがタイムKRコミックス)


 書こうと思っていたのに書き忘れていたことに今日気付いたので、もうニュースとしては遅いのだけれど、個人的に嬉しい話なので書いておきます。

 毎日jpに『本の王子様:話題のアキバ系4コマと韓流ラブコメが上位 ジャンプ、電撃が激突へ』という記事がありました。
 マンガ・ライトノベルの専門書店として知られる「まんが王八王子店」のバイイングマネジャー・日吉雄さんが、毎週注目のマンガとラノベの動きを最前線から報告する「本の王子様」。谷間の週となった前週(1月27日〜2月2日)は、秋葉原で話題の4コマ「GA 芸術科アートデザインクラス」2巻(きゆづきさとこ、芳文社)が1位という意外な結果となりました。

 いやー、おめでたい!!
 個人的に大好きな作者さんなので、本当に嬉しいです。以外とか言うな。
 私が買った書店では、2冊しか入荷されず、しかも並べられてすらいなくてショックを受けましたが、さすが、わかる人にはわかってらっしゃる。

1位の「GA 芸術科アートデザインクラス」は秋葉原で大人気ということだったので、上位入りは予想はしていましたが、想像以上に強かった。高校の美術科を舞台にした4コママンガで、せりふも多く、いわゆる「萌え4コマ」とはひと味違いますね。

 なんてことが書いてあったのですが、この漫画、秋葉原で人気があるのですね。

 なんとなくそういう、秋葉原で流行るという漫画とは違うような気がしたのですが、毎週秋葉原に通ってるような私がはまっているのだから、同じような人がたくさん居てもおかしくないですね。

 秋葉原とかなんだとか、そういうこととは全く関係なく面白い漫画だから、秋葉原以外でも流行ることを期待しています。

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2008年01月01日

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ちろちゃんが大ヒット中!(多分)

ちろちゃん (1) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)


 新年に誰もがやると言われているAmazonの和書のランキングチェックをしていたら、ちろちゃんがかなり人気があることを発見しました。
chiro_daihitto


 ほらほら、なんと82位ですよ!この数値だけだとそれほどすごさを感じないかもしれませんが、リアルの7巻よりも売れてます。そして4コマ漫画だけに限定すれば、らき☆すたの5巻の次に売れてます。これを売れてるといわずして何と言おうか。素晴らしい!

 ちろちゃんは私が『つり目が好きなら文句無しの一冊 [感想]ちろちゃん 1巻』や、『ちろちゃんが面白い100の理由』で書いているように、超おススメの1冊なので、こうやって売れているのを見ると非常に嬉しいです。

 このブログで書いたことがランキングに少しでも寄与していたら嬉しいことです。

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2007年12月28日

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ちろちゃんが面白い100の理由

ちろちゃん (1) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)


 前に書いた『つり目が好きなら文句無しの一冊 [感想]ちろちゃん 1巻』は、たくさんの方に読んでいただいたみたいで、ありがとうございます。

 でもでも、これだけじゃちろちゃんの面白さがきちんと伝わらないと思ったので、補完したいと思います。
 よく、「○○が××な△△の理由」っていうタイトルが使われていたりするので、それに合わせてみました。100個も挙げるとまったくまとまってなくて、読む人も困ると思いますが、でもそんなの関係ねぇ!って感じで一方的にちろちゃんが面白い理由を100個挙げていきます。

 まず前提としてキャラの名前がわからないとあれなので、登場人物紹介から。
chiro_namele

 ちろちゃん。言わずと知れたこの漫画の主人公。

chiro_mato

 まとちゃん。ちろちゃんのクラスメイト。カオスの元凶その1。虫が好き

chiro_uzu

 うずちゃん。ちろちゃんのクラスメイト。ダイモンジャー。

chiro_mituki

 みつき。ちろちゃんのクラスメイト。特筆すべき点が特にない。

chiro_riki

 りき。ちろちゃんのクラスメイト。ちろちゃんの取り巻きで、うずちゃんのいとこ。

chiro_sensei

 先生。虫が嫌い。年齢不詳だけど、きっとかなり年上。

chiro_kushina

 くしな。1年生。カオスの元凶その2。頭の中の人と話ができる。

chiro_usa

 うさちゃん。ちろちゃんのぬいぐるみ。カオスの元凶その3。バイ。

chiro_sero

 セロ。ちろちゃんの家の飼い犬。おバカ犬。特技は掃除(多分)

 紹介も済んだところで100の理由に入りたいと思います。100もあるので、ある程度カテゴライズしてお伝えします

ちろちゃんがかわいいところ
1.つり目
2.強がり
3.ナメクジが嫌い
4.自分で自分を「デレはない」という
5.『長』がつく役職が好き
6.「むちきん係長」
7.「むちきん」か「むきちん」かわからなくなる
8.虫が嫌いなのに「嫌いじゃない」と強がりをいう
9.そのせいで「むちきん係長」になる
10.虫を持ってこられると涙目
11.夜まで起きてられなくて学校から帰ってお昼寝しちゃう
12.寝るときはうさちゃん(ぬいぐるみ)と一緒
13.家の中を移動するときにうさちゃんをつれていく
14.寝起きは寝ぼけている
15.かっこいいポーズをとる
16.うさちゃんに話しかける
17.虫を火葬しようとする
18.白衣が似合う
19.制服ももちろん似合ってるよ!
20.怖いものがみて棚に頭から隠れる
21.でもお尻はでてる
22.友達に見つかったら強がりを言う
23.防護服を持ってる
24.あまつさえ学校に着てくる
25.虫防護服を略して「むちきんスーツ」という
26.防護服にうさみみを着けられて、しかも似合ってる
27.それに気付かない
28.気付いたときに怒る
29.むちきんスーツを着ているときは後ろに人がいても気付かない
30.後ろを付いて歩いてる人を探し回ってる
31.むちきんスーツは暑いのに頑張って脱がない
32.そのせいでばててる
33.いやな奴になんとかなってもらいたいと思ってる
34.実際なんとかなると罪悪感で一杯になる
35.何とかなっちゃった奴をどうにかしちゃおうかと思う
36.やっぱりそいつに元気になってもらいたいと願う
37.むきちん(むちきんに非ず)を見て悲鳴をあげる
38.しかも泣いてしまう
39.でも「泣いてない」と強がりを言う
40.怒ってる途中で照れる
41.意味がわかっていない事で脅迫する
42.ユムシに死ぬほど驚く
43.ちん○んを見て(ズボンの上から)ユムシを思い出して気分が悪くなる
44.むちきん係を「ヨゴレ」と言われて凹む
45.「学期末覇者」と呼ばれていたことを誇りに思ってる
46.なすがままにされてる
47.のりツッコミができる
48.森進一を知っている
49.自分で意図的に笑おうとするとうまく笑えない
50.自然に笑っちゃうとすごい可愛い!
51.先生に励まされてやる気をだす
52.でも自分は働かない
53.でもやっぱり働いてあげちゃう
54.その仕事が辛くてダウンしちゃう
55.とりまきだけが誉められてショックを受ける
56.むちきん係を押し付けられたのにそれを甘んじて受け入れている
57.年下に質問されて照れる
58.むちきん係に誇りをもってる
59.下級生が倒れて焦る(下級生思い)
60.いたずらされて怒る
61.悪い奴でもピンチになったら助ける
62.暴力行為は嫌い
63.ファジーの意味を知らない
64.下級生の事を本気で心配する
65.一緒に遊んであげちゃう
66.「友達になってあげる。か、勘違いしないでよね!あたしが友達が欲しいわけじゃないんだから!」とツンデレる
67.デレた事を指摘されて照れる
68.へび、かえる、なめくじの虫けんでもナメクジの手を出さない
69.かにやえびが大好物
70.ナメクジにびっくりして気絶する
71.夢の中ではナメクジに対しても強気になれる
72.夢の中で必殺技を使う
73.口笛が吹ける
74.口笛で蛇が呼べる(多分)
75.高いところに上れるけど高いところから降りることはできない
76.傘でパラシュートが出来ると思っていて、実際にやって怪我する
77.そのことを友達に教えてあげちゃう優しい子!
78.心配されるとむきになる
79.塩素のにおいが好き
80.生態系を乱すことが嫌い
81.貧乳なのを気にしている
82.↑大きくなりたいと思ってる
83.貧乳を指摘されて怒る
84.水に浮くことが出来ない
85.でも泳げると言い張る
86.熊に驚いたときの叫び声が「ベア!」
87.熊にびっくりして気絶する
88.気付いたら服を着てなくて「おいしくいただかれちゃったのか!?」とか言ってる
89.耳年増
90.焦って逃げて木に頭を強打して気絶
91.焦って逃げて川に落ちる
92.運動会のためにトレーニングする
93.熱があるのにトレーニングして悪化する
94.熱があるのに力を出すために肉を食べて気持ち悪くなる
95.知らないうちに倒れていたのにそれに気付かない
96.体調最悪でも運動会に参加する
97.そのせいでますます体調が悪くなってる
98.フシギ系の話の真実を知らないと気がすまない
99.研究熱心
100.見たら死ぬ系とか好き
101.現象の背景を気にかける
102.実はアニメや特撮に詳しい
103.ダイモンジャーになっちゃう
104.獣臭さが苦手
105.防虫剤のにおいに釣られる

 し、しまった!!!
 ちろちゃんの可愛さに言及するだけで100以上使ってしまって他の人の事が書けなくなってしまった!!

 まぁ、あれですよ。ちろちゃんの可愛さに比べれば他のキャラのことなんて、瑣末なものです。路傍の石です。

 ちなみに上に挙げた105個は私が漫画を読みながら「ここがちろちゃんの可愛いポイントだ!」と思ったものを挙げていったものなので、順番が漫画に出てくる順です。
 だから普通にこの漫画を読むだけで105回もちえちゃんに萌えられる、と、まぁそういうわけです。

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2007年12月24日

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つり目が好きなら文句無しの一冊 [感想]ちろちゃん 1巻

ちろちゃん (1) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)


 私の中で、「ギャグ系の漫画は最初のページで笑えた漫画は全て面白い」というものがあります。ちょっと古いところで言えばすごいよ!!マサルさんとか、最近だと空想科学Xとか、日常とか。最初のページと言うか、最初のギャグでおもしろかった漫画は最後まで読んでもはずれがないと思ってます。

 そして今回買った、このちろちゃんもその漫画の1つ。漫画開いて5秒で笑ってしまった。それがこれ

chiro_namele


 このコマで吹いてしまいました。これだけ見るとなんだかさっぱりわからないけれど、普通に面白い。いろいろかかってるし。

 で、この子はなんと
←まりあ・ほりっくの茉莉花さんのように、デレがない


 と、自ら発言している剛の者です。茉莉花さんは
あらかじめ言っておきますが、私にデレはありません。

 と言っていますが、ちろちゃんの場合は
chiro_dere

あたしにデレ期はない!!

 という発言になってます。なんかセリフがそっくり。一人称が違うのと、デレに「期」が付いてるところぐらいで、内容としては全くおんなじことを言っています。

 ここで気付いたのですが、もしかしたらこの2人、おんなじ人物なんじゃね?自らをデレがない、と言い切れるのは、ツンデレってジャンルがあるのを知っていて、さらに自分が普段ツンツンしているという自覚がある人だけです。そんな人は珍しいから、これはもう茉莉花さんの小学生時代に違いない、と思っていたのですが、残念なことにちろちゃんは後半で
chiro_dere_ari


 という態度をとっていて、これはもうデレてると言われてもしょうがないレベルなので、ちろちゃんはツンデレになってしまいました。お友達のまとちゃんにも
chiro_mato_tukkomi


 なんて言われちゃってます。それにしてもツンだけの人は大変ですね、ちょっとでも照れたりデレたりしたら、それはもうツンだけではなくてツンデレにカテゴライズされてしまいますから。意外な一面がある、なんて話の展開がやりにくそう。


 ちろちゃんは外見がいかにもツンデレって感じなので、ツンデレだったことについてはどうでもいいのですが、この子の動作がいちいちかわいすぎるんですよ。
 笑った姿なんてもうほんとにかわいい。
 ほら、見てくださいよ
chiro_morishin


 これ。

 あーっと間違えた。これは無理やり笑い顔を作らされたときのものでした。本当はこっちでした。

chiro_wara


 これでした。
 嘘です。これも違います。ほんとのほんとはこれ。
chiro_wara_shizen


 ほらかわいい。ちろちゃんのかわいさはまさに異常。こりゃちろちゃんは大人になった大人気ですな。

 ということで大人になったちろちゃん。
chiro_otona


 …………。

 あれ、なんか想像してたのと……、えらい違う。
 この作者コメントがなんというか、寂しさを誘うと言うか、正直これはあんまり美人じゃないと思います。これなら子供の頃の方が100万倍かわいいじゃないですか!
 まぁこんな大きくなった頃の姿を描かれる事はないから心配することもないんですけどね。


 と、ここまで個人的にちろちゃんのかわいさを力説してきたわけですが、この漫画は萌え漫画なのかというと、そうでもないです。
 ギャグ漫画なんでしょ、という意見は正しいようであって、あまり正しくないです。
 正解はこの漫画は「カオス漫画」とでも言うのが正解でしょう。なんというかホントにカオス。日常とか最初に読んだときは「シュールだなぁ」なんて思いましたが、ちろちゃんはカオスですからね。こっちの方がレベルが高い。だからこの漫画は合う合わないが普通の漫画よりもあると思います。

 ただ、題名にしているように、つり目のちろちゃんの絵が好きであれば、買って絶対損はしません。ホントに見た目どおりのキャラだから。このキャラで漫画がどうしてカオスになるの?って聞いてしまいたくぐらいの子です。
 じゃあなんでカオスなのかと言うと、他のキャラがね……、という感じなのですが、それは読んでのお楽しみ。

<<追記>>
 コメントで指摘されてたので「すべからく」と書いていたところを「全て」に変更しました。ああ、恥ずかしい。
 教えてくれてありがとうございました。

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2007年11月28日

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GAに見るバカっ子アホの子天然突っ込み、そして『????』

GA-芸術科アートデザインクラス 1 (1)


 これを読む前に『GAに見るバカっ子アホの子天然突っ込み、そして『????』と思ったらアホの子だけで書くこといっぱいすぎた』を先に読んだほうがわかりやすいかもしれません。

 普通の漫画10冊分以上の密度 [感想]GAにて、この漫画のキャラ以外の部分のすごさについて、長々と書きましたが、この漫画はそれだけではありません。それだけにとどまりませんと言ったほうがいいかもしれません。単に面白くてそれでいて美術の知識も付くだけではなく、そこに登場するキャラ1人1人がとても魅力的です。
 どんな需要も満たすキャラ配分の上に、全員が見事と言うほど特徴をはっきりと出しているのでどんな人も読み終わった後は「○○は俺の嫁」と言えることでしょう。あ、ちなみにノダちゃんは俺の嫁です。



GA_kisaragi


 まずはキサラギさん。表紙でも中央に立っているし、この子だけ過去のエピソードが語られているから主人公なのかな? ヒーロー戦隊だと色はシアン。

 キサラギさんは天然の子です。天然だから言われたことを素直に信じてしまいます。疑うことを知らないのが天然ですからね。
GA_kisaragi_tengneng2


 「GAは何の略か?」という問いに対しての回答です。面白い答えを期待されているわけでは全く無いのにこの回答。しかもこれは人に聞いたらそう答えていたからそのままそれを信用しているんですよ。さすが天然、俺達に出来ないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!
 いや、あこがれはしませんけどね。シビれはします。萌えるという意味のシビれですが。


GA_kisaragi_tengneng1


 天然の子はちょっと抜けてるところがあるんで上履きとか履いたまま帰ろうとしてしまいます。それだけなら誰にでもあることかもしれないけれど、みんなで帰ってるのに一人だけ下駄箱で履き替えてないってのがもうかなりすごい。そして人に言われるまで気付かないという……。
 私もやったことありますけどね。小学生の時ですが。家まで履いて帰ってしまうと、翌日登校する時も上履きで通うことになって恥ずかしかったのも今ではいい思い出です。みなさんもそういうことありますよね。


GA_tomokane


 そしてこれがトモカネ。バカっ子です。バカっ子の上にパワーキャラ。
 「筋肉ばっかり鍛えすぎたせいで、脳に栄養がいかなかったんだな」とかバトル物の漫画で主人公が筋肉ムキムキの敵にそういうことを言ったりしますが、まさにそんなキャラ。ヒーロー戦隊だとレッド。


GA_tomokane_baka1


 『素描(そびょう)』が読めずに『素猫(すねこ)』と読んでしまいます。バカっ子の基本、『勉強が出来ない』、という点を一コマで雄弁に語っています。基本と言うか、お約束ですよね。


GA_tomokane_baka2


 そしてお約束その2。『バカっ子は自分を「バカじゃない」という』点もきっちりと抑えてます。
 ちなみにこれ、制限昼食で「箸を使ってはいけない」というルールなのですが、続きがこのコマ。
GA_tomokane_baka3


 端が使えないなら、真ん中を使えばいいじゃない。マリーアントワネットも一休さんもびっくりのとんちの効いた答えです。ただ、普通で考えればわかりますが、スプーンやフォークを使ったほうが早い。
 考えて思いついた答えが斜め上をいってるのもバカっ子の魅力ですよね。


noda_baria


 ちなみにこれがノダちゃん。アホの子です。ヒーロー戦隊だとマゼンダ。
 この子についてはもう『GAに見るバカっ子アホの子天然突っ込み、そして『????』と思ったらアホの子だけで書くこといっぱいすぎた』に大量に書いたのでそれを見ていただきたいです。


GA_namiko


 これがナミコさん。ツッコミです。ボケかツッコミかで言えば5人中唯一のツッコミなのに、バカっ子にもアホの子にも、そして天然にもツッコミを入れられる汎用能力の高さが素敵。ヒーロー戦隊だと黄色(イエロー)。


GA_namiko_tukkomi1


 漫画でのツッコミの役割っていうのは読者の気持ちを代弁してくれることだと思っていますが、的確につっこんでくれてます。
 ご飯食べに行くだけなのに「催し物」を用意されていたらそりゃ「なんでだよ」と突っ込みますよ。


GA_namiko_tukkomi2


 ツッコミというのは適当に文句を言うだけではなくて、ボケた側の意図を汲み取ってツッコミをいれないといけないわけですが、「のりはどう?」と聞かれて、きちんと小鳥のエサに糊はどうだと言っていると意図を汲み取って返事を返しています。
 ちなみに突っ込みは基本的に知識も豊富ですよね。


GA_kyo-ju


 そしてこれがキョージュ。どういうキャラかって言うと……、言うと……、あれ? なんていうんだろ、こういうキャラの呼び方がわからない。フシギちゃんなのかな。なんかちょっと違う気がしますが、行動がまったく予想がつかないフシギなキャラ。ヒーロー戦隊でいうと白黒(モノクロ)。


GA_kyo-ju_???1


 制服の中から塩が出てきます。塩以外にもなにやら色々と入っている模様。普通で考えたらそういうことが起こったらおかしいけれど、起こしたのがこの人なら疑問に思っちゃ駄目なんだな、って思われる人。それがキョージュです。


GA_kyo-ju_???2
GA_kyo-ju_???3


 これだけ見ると何をしているのかわからないけれど、何しているのか知っていても何をしているのかわからない。それがキョージュ。
 実はこれ鬼ごっこの最後までオニだった子(キサラギ)の『オニ分』を引き取って地面に埋めてます。「責任をもって処分しよう」と言って、実際に処分している、というとまともな感じがしますが、どう考えても何かおかしい。それがキョージュです。


 そんなわけでこの漫画には読んだ人誰もが萌えられるキャラがいたことがわかって頂けたと思います。
 もしわからなかったのであれば、それは私がキャラの魅力を伝え切れなかったことに他ならないので、なおさら本編を読んで「この子はッ!俺のッ!嫁ッ!」って子を見つけてやってください。

 それにしてもこの漫画、もう確実に10回以上読んでるけど全然飽きませんよ。それくらい面白いです。

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2007年11月25日

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普通の漫画10冊分以上の密度 [感想]GA

GA-芸術科アートデザインクラス 1 (1)


 この漫画は『棺担ぎのクロ。』と同じ作者が描いているものです。
 『棺担ぎのクロ。』の時も、その絵の緻密さとカラーページをふんだんに盛り込んでいたり、枠外を黒くしたりであったり、なんというか作者と出版社双方が普通の漫画を作るのに比べて何倍以上も手をかけた漫画なのですが、このGAはある意味それ以上にすごい。

 何がすごいって、半分芸術の授業になっているのに面白い。面白い上に絵がきれい。絵がきれいな上に色使いが鮮やか。
 読んでて面白くて知識も付いてしまう漫画なんて、そうはないですよ。しかも、こういう絵というか、イラストなんかは実例を描いてくれるととてもわかりやすい。

 青はどういう色で、どういう印象を見た人に与えますか?

 という質問があったときに、
■冷たい印象を受ける寒色の代表。
■空や海を連想させるため、清清しいイメージで好まれる色。
■気持ちを鎮静させる効果もあり、抽象的な表現にも使われる。

[誠実・冷静・内向的・平和]

 と、単純に書かれていてもいまいちよくわからないというか、読めば「へー、確かにそうだよな」とは思うけれど、実際にそれがいつまで覚えていられるかというとちょっと疑問です。
GA_ao>

 
 でもこうやって、きちんと青についてわかりやすい絵と、面白い4コマ漫画を描いてくれれば、この印象が強く残って早々忘れられそうにない。

 もっとすごいのが、茶・橙を説明しているページ。
GA_chadaidai>


 同じ漫画なのに色を変えただけでグッと違う漫画に見える例をまざまざと見せ付けてくれちゃってます。
 漫画なんかばっかり読んでいると、白黒の世界に慣れてしまっているし、普段漫画を描いている人がカラーページを描くと、「白黒で普通に描いたほうがいいんじゃ……」なんて思うことがままあるから、色の重要性っていうのはあまり認識していなかったのですが、この漫画のこのページを見て、考えが変わりましたね。
 同じ漫画なのに、こういう色使いをするだけでもう全然別の漫画にしか見えない。学校の芸術家を舞台にしたギャグ系の漫画なのに、茶と橙をメインの色使いにするだけで全然違う漫画に見えてしまう。そんな力が色にはあるんだなぁ、ということを再認識させられます。

 漫画内には他にも赤とか黄色とかについて描かれていたり、配色についてだとか寒色、暖色についてだとか、そういったことをわかりやすく漫画で説明してくれている。
 私は普段絵なんかをかいたりしないし、美術は中学までしか習っていない上に、小学校から高校までの間で唯一通知表に「2」を付けられたぐらいの実力しかないからとても新鮮にわかりやすく、こういった説明を読むことができました。
 しかもそういう感じだったので、絵を描くことなんて好きでも何でもなかった(当然見たりするのは好きだ)けれど、この漫画を読んで、絵を描くって楽しそうだなぁ、自分もちょっとやってみようかなぁ、なんて気にさせてくれた初めての漫画でもあります。
GA_iya-n>


 こんなの見せられたら絵を描くのがものすごい楽しそうに見える。
 よくニコニコ動画なんかで、ピアノを演奏している動画を見るのだけれど、それを見たときに思う「俺もピアノ弾けたらなぁ」という感情と全くおなじ、「俺も絵が描けたらなぁ」という感情をこれほど喚起されたのは、漫画では他にないです。

 もしかしたらこういった学校に通っている人なんかにしてみれば「こんなの知ってて当たり前」の話かもしれませんが、やっぱりそういったところに所属していない人にとっては、新しい知識をこんなに簡単に知ることが出来るのはとても気分がいいものです。
 ひだまりスケッチなんかに比べたら全然有名じゃないけれども、同じジャンル(なのかも微妙だけれど)の漫画として、負けず劣らず面白い漫画なので、少しでも興味を持った人がいたらぜひ読んでほしいです。
 ホントにびっくりしますよ。この漫画の手間隙のかかりっぷりは本当に異常ってぐらいですから。

 あと、買った人はぜひ表紙を外してみることをお勧めします。特に裏表紙。ここまでやるとは……、さすが。

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2007年11月13日

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絵の丁寧さがすごい [感想]棺担ぎのクロ。 1巻

棺担ぎのクロ。~懐中旅話 1 (1) (まんがタイムKRコミックス)


 この漫画、すごい丁寧に作ってある。作者の絵もそうなんだけれど、それ以上に本の装丁というか、構成というか、そういうところにまできちんと気を使ってる。
 もう、まずは巻頭以外にもカラーページがあるってのがすごい。これだけでもう、相当珍しい気がする。あとは基本的に下地が黒いです。これだけでも印刷代が! これで819円は安いというほかない。かかってる手間が普通の漫画よりも断然多い。
 写真で見るとこんな感じ。
shitaji_kuroi


 上が結構シリアスな漫画の棺担ぎのクロ。で、下がシリアスの欠片もないゆるめいつ
 見づらいかも知れないんだけど、ゆるめいつは横から見たら真っ白で、棺担ぎのクロ。は灰色っぽい感じになってる。

 だからと言って全部下地が黒いんじゃなくて、こんな画像みたいに白くなっているところもあるんですよ。
kurotoshiro


 何で白いところがあるかというと、多分なんだけど白いところは「クロ」の時系列にあっていないところだからなんじゃないかな、と。「クロ」の「いま」じゃないところは白く描かれていて、「クロ」の今は黒く描かれている。「クロ」は黒いから。

 にしてもこの漫画は独特の雰囲気を放ってますね。全体的に陰鬱な雰囲気なんだけれど、その中でほのぼのしているというか、明るいところもあるような感じで描かれてます。
 産業革命時代のイギリスは空気が汚くなりすぎて1日中どんよりしていたみたいなんだけれど、そういう感じっぽい気がします。

 そして詩的です。詩的というより哲学的といったほうがいいのかもしれない。
 「いる」のに「いない」

 どういうことか よくわからなかったけれど


 さいごにみたおじいちゃんは

 クロちゃんの「はこ」とおんなじのにはいっていたから


 きっとこれからおじいちゃんはクロちゃんみたく「たび」にでるんだと

 なんとなくあたしたちはそうおもった。

 ね、非常に詩的でしょ。というかこれ以外にも、というよりほとんど詩的な雰囲気ですすんでいく物語。4コマ漫画の残りの2コマを真っ黒にして『 』を表すなんて、絵だけれど詩だよなぁ、間違いなく。


 そして何より忘れちゃいけないのがニジュクとサンジュ。
nijuku_sanju

 左がニジュクで右がサンジュ。この子たちの可愛さは異常。でもこの子たちも異常。というかこの漫画に出てくる主要人物はみんな異常なんですけどね。
 ニジュクとサンジュは子供なんだけれど、実際と同じく時々鋭い事を言ったり、本心を明かさなかったり、まさしく子供なんだけれど、妙に達観しているというか、大人みたいなときもあったりで不思議な感じ。


 旅の目的も、何で棺を背負っているのかも、主人公の「クロ」が、どうしてそうなってしまったのかも、何もかもわからないけれど、ゆっくりと着実に時は進んでいく。陰鬱な、でもやっぱり明るい世界の中を。そんなお話。これは2巻も買わざるを得ない。
 立ち読みできるところで中をパラパラ読んでみて、ちょっとでも気に入ったら買うことをオススメします。この微妙に暗い雰囲気が合わない人もいると思うので、買う前に出来るだけ中身をチェックした方がいいんじゃないかな。上で書いてるみたいな雰囲気が合いそうであれば、買って損はないと思います。

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2007年11月11日

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もう受験を諦めかけてる人に [感想]ゆるめいつ 1巻

ゆるめいつ(1) (バンブー・コミックス)


 ゆるすぎだろ! 以上。


 というのは嘘ですが、なんだこのゆるさ。しかも正の方向にゆるいんじゃなくて、思いっきり負の方向にゆるい。ゆるいというかダメい。
 浪人で予備校に通うために東京に出てきて一人暮らしを始めるんだけど、住んだ先に居る人たちがみんな浪人生で、しかも誰一人合格していないという恵まれてない環境に負けてダメになっていく主人公、みたいな話です。
 あ、いや違うな。最初から主人公もダメだったっぽいから類が友を呼んで集まった結果、ますますダメになったというか、朱に交わったらみんな紅くなった、みたいな。
 すごいですよ。だって、大学を受けるための浪人生の話なのに勉強しているコマが1コマもなくて、100万歩譲って本を読んでいるコマも3コマしかない。

 でもまぁこういった感じはマジメじゃない予備校生をしていた人はみんなわかると思います。とりもなおさず私自身が1年間浪人して予備校に通っていましたが、その間は毎日ゲーセンに通ってましたからね……。高校の時のゲーム好きな友達と同じ予備校に行ったのが運の尽きで、みんなしてダメになっていくというリアルゆるめいつを体験してましたから、この漫画の気持ちがよくわかる。
 結局のところ私は大学に通うことができましたが、この漫画みたいに一人暮らしをしてたら絶対無理だった気がします。

 この漫画、何かに似てるよな〜、って思いながら読んでたんだけど、ふいに気付いたのが『空想科学X』に似てるんだ。
 私が感想のページに書きましたが、空想科学Xもそうなんだけれど、ゆるめいつも天丼がうまい。要するに同じオチを何回も使ってより面白くしていくのがうまい。あんまりしつこいと飽きるかもしれないけれど、その飽きる寸前の「面白さの最高潮」のポイントを知っているというか、ちょうどいいタイミングまで引っ張るんですよね。「あれ、今回はあっさり終わったな」なんて思ってたら後でまた同じオチを使ったり。
 で、よくよく考えて見ると絵もやけに……似てる……。って同じ作者でした。作者の名前はまず見ないで表紙の絵だけで判断して買ってるんで全然気づかなかった。そりゃAmazonのマイページでオススメされるわけですね。

 最初の方を読んでいてふと気付いたんですが、この漫画は『ひだまりスケッチ』にも似ているんですよね。何が似てるって、部屋の構図が似てる。2階建てのアパートに住んでて、登場人物が4人。うわぁぁ、そっくりだ。
 なんか想像してしまったんだけれど、『ひだまりスケッチ』の4人組がみんな浪人して……、って考えたらものすごい嫌な気持ちになった。あの4人はきっとうまく進学してくれるに違いない。

 この漫画は是非とも大学受験を諦めかけている人に読んでもらいたい。なんというか、もう、多分ホントになりたい自分とは正反対の姿がそこに描かれているから……。多分危機感を煽られて「勉強しなくちゃ!」という気持ちになれると思います。でも「こういうのもありだな〜」と思ってしまったら責任はとれません。
 逆にもう受験を諦めきって、今から浪人する気が満々の人は読まない方がいいと思います。「浪人生活って意外と楽しそうじゃーん」って思ってしまうから。

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2007年11月09日

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スケッチブックは萌え漫画なのか?

スケッチブック 1 (1) (BLADE COMICS)


 毎日.jpの中にマンガ批評:スケッチブック “萌え”4コマの豊かな可能性示すという記事がありました。
 「萌え」とは多くのキャラクター属性を組み合わせて消費するデータベース的な感情移入のことである。その意味では、キャラクターの特徴を可能な限り記号化し、限られたコマのなかでオチをつける4コママンガは、「萌え」の描写に大いに適しているのではないだろうか。
(中略)

 それと同じ指摘が本作「スケッチブック」にも当てはまるだろう。舞台は福岡のとある田舎町の高校。ひょんなことから美術部に入った新入生の梶原空は無口だが表情豊かな女の子、彼女を取り巻く友人や知人たちも、みな負けず劣らず個性豊かであり、記号的な絵柄もあいまって、感情移入の取っ掛かりには事欠かない。まったりや脱力といった言葉が似つかわしい彼女たちのスローな日常の描写から、「あずまんが大王」や「ARIA」を連想する読者もいるに違いない。


 前半の部分は賛成できるんですよ。確かに4コマ漫画は萌えに適していると言われればそんな気がします。この前買った『
空想科学X』も確かにそんな感じだし、この記事の(中略)とした部分に書いてあった『ぽてまよ』なんかもそういう雰囲気が多分にあるし。

 でも後半の部分で言ってる「スケッチブックも萌え系の漫画だよね〜」というのはなんかどうも納得できない気がします。私が書いた1巻の感想はこんなことを書きました。
(前略)このスケッチブックは何か違うんですよね。10ページぐらい進んだ後に「あー、そういえばあれちょっと面白かった」みたいな感じ。強いて似ているものを挙げるとすればあずまんが大王の大阪のネタというか大阪の4コマの感じに似てる。

 私が抱いているスケッチブックの感想は、今も変わってなくて、どう考えてもこれは萌え系というよりはシュールな感じの漫画のような気がしてなりません。だからARIAと比べられているとなんかちょっと違和感を感じます。『あずまんが大王』に関して言えば上で書いてる通り、大阪ネタのところに限って言えば似ている気がします。あのなんというか「ちょっと後に笑いがクる」感じが似ています。

 これが漫画の方じゃなくて、アニメの方であればこの文章は納得なんですよね。アニメ版のスケッチブックは、ニコニコ動画なんかでもよく『陸ARIA』なんて呼ばれていたりします。というのもキャラ以外の描写の感じが似ているんですよね。周りの景色や、自然の動きをものすごい綺麗で、緻密に見せているところがそっくりです。あと基本的に投げっぱなしでオチがあまりつかないところもアニメ版のARIAと似ています。
 そして、アニメ版のスケッチブックに関して言えば、萌え系な気もするんですよね。なんというか、そらがなんか可愛いキャラになっている気がするのは声優さんの演技のお陰だろうか。

 ただ原作は! 原作は違う! と、どうしても思ってしまいます。あの漫画特有のなんというか、シュール感が漂う雰囲気が、「私は萌え漫画じゃない」と訴えていますよ。
 だからアニメ化された第1話を見たときは「あの漫画をここまで魅せ方を変えられるなんてすげー!」と思ったことは今でも覚えています。まぁ漫画買ったすぐ後にアニメの1話の放送だったから余計に覚えているだけかもしれませんが。
 アニメ版が漫画版と雰囲気が違うことについて、私は全然否定はしていなくて、漫画には漫画の、アニメにはアニメのよさがあって、どっちも面白いです。
 ただ漫画版を「萌え」と評されるのがどーーしても違和感があるんですよね。

 他に原作を持っている人はどう思ってるんだろ。意外とこんなことを気にしてるのは自分だけのような気がしなくもない……。

morecom at 19:09|PermalinkComments(16)TrackBack(0)clip!
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[感想]空想科学X Lesson1

空想科学X Lesson1 (1) (電撃コミックス EX 108-1 THE NONSENSE OF WO)


 表紙のこの絵を見て、何故か森博嗣のBlogを書籍化したときの表紙の絵を思い出しました。

MORI LOG ACADEMY 7 (ダ・ヴィンチブックス)
MORI LOG ACADEMY 6
モリログ・アカデミィ 5 (5)


 改めて見たら全然似てなかった。ただなんとなくこの漫画の表紙何かに似てるんだよなぁ、ってのがずっと引っ掛かってるんですよね。何だったんだろ。何かの教科書か参考書かな。

 もうこの漫画最高、最高ですよ。なんか私は毎回そういうことばかり言っているような気もしますが、ホントにそう思ってしまったのだからどうしようもない。面白いなぁ、こういう風に立て続けに面白い漫画に当たると、世の中は面白い漫画で満ち溢れてるんだな、と思いますよ。
 まぁ私の『面白い』と『面白くない』の境界線も相当低い位置にあって、大半の漫画は面白いと思うのかもしれませんが。

 でもこの漫画はホントに面白かった。というか最初の1ページ目でふいた。『「ふいた」とか言ってもホントはちょっと面白かったぐらいだろ〜』なんて思われるかもしれませんが、確かに普段ニコニコ動画などで「○○ふいた」とコメントしてるときは実際には「ちょっと面白かった」ぐらいのニュアンスしかありませんが、今回はホントにふきました。性格に言えば「ふきだしそうになったのを必死に押し留めたらむせた」というのが正解です。
 危ないところでした。1ページ目でふいたら漫画も、近くにあったパソコンも両方駄目にしてしまうところでしたからね。おかげでむせた上に鼻のほうにもきて、ツーンとしましたが。

 だってちょっと見てくださいよ。空想科学Xなんていう、いかにも科学っぽいタイトルの漫画なわけですよ。でもやっぱり読者としては、「科学なんて言ったってどうせ大した科学の話はしないんだろ」なんて思っていたわけですよ。私はこの漫画について予備知識なかったし。ただ4コマギャグ漫画っぽかったからそこまで詳しい科学の話はないと推測していたんです。でも、いかにも科学者と助手という風体の人物が表紙に描かれていたんで、科学の話をするだろ、とまぁ誰もが当然思うことを心に抱いていたわけです。そしたらこれですよ
kuusoukagaku_1pe-ji


 ハカセと2人で日々何らかの研究をしていた事も今は遠い記憶。

 ふう・・・。

 という流れで撃沈してしまいました。
 表紙を見た時点ではハカセがボケで、助手がツッコミだろなんて思っていましたが、それ以前の話でした。ここの流れホントにつぼに入りましたよ。私の笑いのつぼに。しばらく面白かった。今も思い返すだけでニヤニヤしてしまう。だって科学全然関係ないんだもん。「今は遠い記憶」ってどれだけ昔の話だよ!
 最初の台詞が「はわーゆー」なのもまたいい。普通なら「はうあーゆー」とか「はうわーゆー」だろ、みたいな余計なツッコミをいれたくなったし。全然関係ないけど「はわー」って口癖のキャラが何かにいたような気がしました。なんだったか全然覚えてないけど。はい、全然関係ないですね、続けます。

 のっけから期待を裏切られたけれど、本編(?)はある意味想像通りでした。ハカセが微妙にすごいんだかすごくないんだかわからない発明でボケて、それに対して助手が突っ込む、そんな感じ。ちょっと違ったのは助手の方もボケてボケっぱなしで終わるのと、シュールに終わるの2種類も数多くあって、大体この3つのパターンでした。

 それにしてもこの作者、同じオチを使いまわす、いわゆる天丼の使い方が上手です。上手と言うかすごい。これでもか、と使ってくる。究極的なのがこれ。
kuusoukagaku_tendon


 言っちゃってるし!
 私が「天丼」と言う言葉を知ったのは前に書いた[感想]五日性滅亡シンドロームという記事のコメントで言葉を知ったのが初めてで、つい最近知ったのですが、その前にこの漫画に出合っていたらむちゃくちゃわかりやすく知ることが出来たと思います。

 そして最近のアニメ業界を風刺した話がありました。これです!
kuusoukagaku_yuge


 これってホントはどうなんですかね。私はテレビでやっているのはテレビで見ているし、テレビを見てないものはDVDで見ているから実際のところはどうなっているのか、テレビ版とDVD版の違いみたいなのはホントはよく知らなくて、みんなが言ってるから自分も言ってるみたいな部分があるのですが、ホントにDVD版だと湯気が薄くなってたり、とれたりとかしてるのかな。『フルメタル・パニック?ふもっふ』なんかはDVDで見たけれど、テレビで放映してたものは見てないしなぁ。
 でもここでこういうネタを持ってくるセンスが好きです。温泉のシーンの漫画を描くと決まった時からこのネタを使うことを決めていたのか、それとも描いてるうちに思いついたのか、気になるところです。

 この漫画は気軽に読めてしかも笑えるから万人にオススメだなぁ。ただちょっとらき☆すたとかみたいな部分もあって、アニメとかゲームとか、というかオタク方面についてちょっとは情報を知っている人の方が楽しめるかも。理系の人はもちろん、そうでない人も楽しめる漫画だと思います。
 ただ、普通に面白くて笑ってしまうので外で読むことはオススメしません。読むなら家で、かつ、周りに家族がいないのを確認してから読みましょう。

morecom at 08:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!
プロフィール
 Soichi Inosaki
 そーいち いのさき
 漫画好きな人にはまだ出会っていない漫画を、漫画を読まない人には漫画のおもしろさを伝えられたらなと思って書いています。
 平日は0時睡眠の5時起床をしていますが、反動で土曜日に起きれなくなりました。
 
 twitterのアドレスはhttp://twitter.com/soichinosaki  です。よろしければどうぞ。
よつばとDX!!




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