漫画読もうぜ

基本的には漫画についてあれこれ書くところ。 でもアニメやゲームについても結構書いていたりします。

感想

またアニメを見返したくなった [感想]レンタルマギカ 〜魔法使い、貸します!

レンタルマギカ ~魔法使い、貸します! (角川スニーカー文庫)


 アニメが2007年の10月から2008年3月まで放映されたレンタルマギカ。
 ずっと原作を買おう、とは思っていたのだけれど積読になってるラノベがいくつもあったので、買うのを控えていたのだけれど、今思ってみるとそれは損だったなぁと感じることしきりです。

 結局要求には勝てずに原作を買ったわけですが、読み終わった最初の感想はタイトル通り「またアニメを見返したくなったなぁ」という一言に尽きます。

 何でそんな風に思ったのかと言うと、アニメ版は面白かったけれど、わけわかんなかったからです。何がわけわからなかったのかというと、単語だとか細かいところ何言ってるのかとか、そういうところがわからなかったわけです。
 アニメでは『グラムサイトグラムサイト』言ってるけれど、それが『妖精眼』って書いて『グラム・サイト(真ん中に・が入る)』と読むのは原作を読むまで知らなかったわけで、原作を読むとそういった部分がわかるのでまたアニメが見たくなるってわけですよ。

 今上に挙げたのなんかは簡単な物で、アニメを見てるときは「なんとなく」わかったような気がしていたけれど、実際には何もわかってなかった、というか本当に「わかってる気」がしてただけだったんだなぁ。


 よく自分が知っている漫画がアニメ化したときに「これアニメだけ見てもよくわからないよな」なんて思うことは多いのだけれど、逆に自分がアニメしか見てないとそれだけでわかった気になっちゃうことを再認識しましたよ。

 実写映画でいうと「ダヴィンチコード」とか。あれも原作読んでないとよくわからないですもんね。でも映画だけしか見ないでそれでわかってる気になる人ってのはたくさんいるわけで、自分を含めて人は「なんとなくわかっている」ってだけで満足してしまうんでしょうね。


 それにしてもこれを書くときに作者はきっと苦労しただろうなぁ。
 後書きでその片鱗を伺うことはできるけれど、膨大な量の資料を読まないと間違ったことを書いてしまうかもしれないから、きっと大量に資料を読んだんだと思います。
 これに出てくる魔法はたくさんあって、1つを調べるだけで本なんていくらでも書けるのに、それを何種類も調べなければならないから1冊書くのにほとんどの時間が資料を参照することだったんじゃなかろうか。

 その代わりきっと資料が頭に入ってしまえばポンポン話が作れそうな気はしますが。


 それにしてもアニメだけ見たときはソロモンの魔法が全然わからなかったけれど、原作を読んで少しわかったのが一番の収穫かな。

 あ、作品は当然面白かったです。アニメよりも「グラム・サイト」を出すときの感じがよかった。本当の切り札っぽくて。


 アニメがまた見たくなったけれど、アニメをみたら今度は「原作と比べて物足りない」って気持ちになっちゃう可能性があるなぁ。
 でもそう思うかもしれない、って考えること自体が原作が面白かった、と自分が思っている証拠ですね。

ふじおかの扱いに見るチアキの成長 [感想]みなみけ 5巻

みなみけ 5 (5) (ヤングマガジンコミックス)


 ついに発売されたみなみけ5巻ですが、個人的には5巻は「チアキ成長の巻」ではないかなと。
 ちなみに4巻は「ハルカ刺身のツマになるの巻」です。

 チアキの成長、というか今までの巻との違いは2つあると思っています。1つはまた別に書くとして置いといて、ここでふれたいのは「ふじおか」の扱いです。

 読んでて違和感があった人もたくさんいるんじゃないかと思うのですが、5巻はふじおかがほとんど登場しません。
 チラッとでも写っているコマ数はこの巻の裏表紙、登場人物紹介を含めて12回しかありません。しかも、全身が写ってるのはたったの1コマしかない。

5巻唯一のふじおか全身登場


 96話「これくらい」という話のタイトルカットにのみ全身が写っているわけです。
 そしてこの話がふじおかの最多登場回数で、この話だけで5コマ登場しております。
 ということは自然と残りの登場回数は7回しかないわけで、裏表紙と登場人物紹介を逃すと5回しかないわけで、ふじおかの登場回数の少なさがわかるんじゃないかと思います。

 ただ登場回数が少ないぐらいであれば、特筆するほどのこともないわけですが、実はチアキのふじおかの扱いも大分変わっているわけですよ。

 ふじおかといえばチアキのひじに敷かれていたり、カナを攻撃するのに使われていたわけですが、そういった描写はこの5巻では1度たりともありません。
 というかチアキ本体がふじおかを手にしているのが3コマしかない。

チアキふじおかを抱くその1


 1つがこのコマ。

チアキふじおかを抱くその2


 そして2つめが同じ話に登場するこのコマ。

チアキふじおかを抱くその3


 さらに3つめも同じ話に登場するこのコマ。

 ということでさっきの話とあわせると10コマになるので、これ以外でふじおかはあと2コマしか出てこないわけで、ふじおかの登場の少なさがわかるかと。

 ちょっと上の方で「チアキ本体」と書いたのは、チアキ本体じゃなくてチアキのスタンドというか、キャラなりしたチアキというか……、というある意味この巻の初登場キャラがふじおかを持ってるシーンは別にありますが。

 ここまで挙げた10コマ以外の2コマはいずれも全身が写っているわけでもなく、チアキが持っているわけでもなく、チアキの近くにそっと置かれているだけです。

 ただ、そっと置かれている事を考えると、それを持ってきたのは当然チアキであるわけだからふじおかへの愛着はまだあるのだろうけど、あまり手にしていないところを見ると、ぬいぐるみを持って遊ぶような年頃から少し成長したのかな、と思わずにはいられません。

 まぁ何回クリスマスを迎えてもずっと小学生なので(漫画内での)年齢的な成長はないのかもしれませんが、精神的には成長してきているのではないでしょうか。

 5巻のもう1つの特徴は「カナとの抱擁にみるチアキの成長」ですが、これはまた別のエントリにします。

関連
ハルカさんが刺身のツマみたいになっている件

感想は下から、批評は上から

ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術 (文春文庫)


 「責任なんて絶対とらねぇ」さんのところに「[雑記]感想/批評/レビュー」というエントリがありました。
 この方はエントリの中で、感想と批評とレビューについて、次のように定義していました。
感想  :読書の体験を書く  = 表現

批評  :作品を明らかにする = 説明

レビュー:作品を紹介する   = 販促


 そして、その記事のトラックバックに萌え理論Blogさんの「感想・批評・レビューの違い」というエントリがあって、こっちではそれぞれを
* 感想  :私の感想
* 批評  :作品に批評
* レビュー:読者へレビュー

 という感じで表現してらっしゃいました。

 私は感覚としては後者の萌え理論Blogさんの考え方に近いような気がするのですが、個人的な感じだと

・感想=本を上に置いている
・批評=レビュー=本を下に置いている

 のような気がします。
 感想って言うのはなんていうんだろ、まずその作品がありきで、それを自分が読んで、この作品を読んでどう感じた、何を想った、という事を書くのでなんとなく本を自分より上に置いている感じがします。
 下から目線で書くのが感想じゃないかな、と。
 また、感想は主観で書いていいものなんじゃないかな、と。

 逆に批評と言うと、「批」の字に否定的な意味があるような気がするので、本より自分の方が偉いんだぞ、と言っている雰囲気を(「批評」という言葉から)感じます。
 これは、別に批評をしている人たちが偉そうだとか、そういう事ではまったくなくて、純粋に「批評」という単語からそういうイメージが類推される、ってだけなんですけどね。
 そして批評というと、そこに書いてある物事などについて、善悪だとか、優劣だとかの判断を客観的にしなくてはならないんじゃないかと思います。

 私が書くのは常に感想です。なぜかというと、自分が読んだ作品に関することは自分の思っている事しか書けないからです。それを読んで面白かったとか、楽しかったとか、萌えたとか、泣いたとか、そういう自分の感情しか書けません。
 単に自分が絶対的な判断を下すだけの実力ないんですけどね。

 批評をするにはなんらかの判断をしなければいけないわけで、それは客観的に判断できるマトリックス上に作品をプロットできる実力が無いとできないことなんじゃないかと思います。

 あとレビューは批評をただ英語にしただけなんじゃないかと……。

 とまぁ色々書きましたが、本当のところは書いた人が好きにすればいいんじゃないかと思います。
 書いた人が感想だと思えば感想だし、同じ内容でも批評だと思うのなら批評なのでしょうし。

 人が書いたものに対して、「それは感想だ」とか「それは批評だ」とかそういう「批評」なんて、私にはできませんから。

[感想]WORKING!! 2巻

WORKING!! 2 (2)


 感想を一言でいうと「1巻より面白い!」。
 漫画はどうだかわかりませんが、ラノベとか普通の小説、ひいてはビジネス書なんかも「2冊目は1冊目より面白くない」なんてよく言われたりしていますよね。実際私の身近な話で言えばラノベなんかは割とそういうことが多いような気がします。
 まぁラノベは1冊目は大抵何らかの賞を取得してたりするから2作目は1作目に比べてかけられる時間やプレッシャーなんかも段違いだと思うのでいたしかたないかな、なんて気もします。

 ひるがえって漫画ですが、私の超個人的な意見として「2巻が1巻より面白くなっている漫画はのびる!」というのがあります。逆に1巻のほうが2巻よりも面白いとその後すぐに終わってしまう気が……、まぁそれ以前に1巻だけで終わってしまうようなものもあるのであまり信憑性はなさそうな気がしますが、2巻が面白い漫画はそれ以降もしばらく(しばらくってところが悲しいけど)面白いと、実体験から思っています。

 で、この漫画、2巻面白いですよ。なんというか、こなれてきた感じ。あと、もうなんかファミレスでバイトというシチュエーションをどこかにおいてきてしまった感じが面白さに拍車をかけている気がします。
 というかこの漫画、舞台がファミレスである必要が全く無い気がします。別に悪口で言っているのではなくて、キャラがきちんと書き分けられてて同じようなキャラが全然いないから、どんな舞台でも面白くできちゃう感じです。そう考えると作者すげーって感じですな。

 あと、みんなからかわいい、かわいいと言われている種島ぽぷらさんが1巻より可愛くなっているというのも1巻より面白くなってる主な要因の気がします。
 ほらほら、超可愛い。
working_popura_1

working_popura_2

working_popura_3

working_popura_4

 ほら!かわいい!
 こういう風に魅力的なキャラがいるのも漫画が長く続く要因のひとつですよね、

[感想]脳が冴える15の習慣

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)


 どこかのサイトで絶賛されていたので買ってみた本です。
 この本読むまでずっと最近(というかもう大分前から)はやっているLifehack系の本なのかと思ってたら違ってました。
 いや、違ってはいないのか。結果的にLifehackっぽい事が盛りだくさんなのですが、実際には私なんかの年を倍ぐらいにした人たちをターゲットにした本のような気がします。自分でなんとなく脳がやばいかな?と思っている人用に書いてある。

 でもそれって結局脳にきくお話だから、誰もがやった方がいい習慣なんですよね。だから結果的にLifehack集のようになっているわけですよ。

 結論からぶっちゃけて言えば、この本が言ってるのは「当たり前の生活を当たり前にやれ」って事です。早寝早起き、睡眠時間は少なくとも6時間以上、家事をやりましょう、身の回りを綺麗にしよう、身体を動かそう、相手の事を考えて話そう。
 どれをとってもある意味「当たり前」のこと。恐らく誰もがこれを読んでそうすべきだと思っていること、でも中々出来ないことだと思います。
 私は早寝とか6時間以上寝るとか、身の回りの片付けとかが出来てないですしね……、逆に早起きだけとか、家事とかは出来ているんですけどね。相手の事を考えて話すのも意識はしているけれど、できているかと言うとちょっと疑問って感じです。

 でもそういったある意味「当たり前」のことがどういう部分で脳にいいのか、実例を交えて詳しく教えてくれます。
 この人の文章はこの人が「相手の事を考えて話そう」と言っておられるとおり、かなりわかり易く書いてくれています。さっきも言ったけど実例をきちんとあげてくれたり、適宜問いかけを行ってくれたり、それがどういう意味なのかもきちんと教えてくれるわけですよ。

 この本の裏に著者の写真と経歴が載っているのですが、私の親と同じ年みたいです。そんな人が本の中で「ブログを書きましょう」と言っているのを見るとこの人すごいなぁ、と思いましたよ。うちの親もブログって名前ぐらいは知っているでしょうが、書いてはいないはずだし。そうやってアンテナを広く持っていればそりゃ脳の働きもばっちりだろうなぁ、なんて思います。

 この本の中で、たまには携帯音楽プレーヤーを持たずに外に出て散歩でもしようぜ!みたいな事があるのですが、さっそく今日実践してみたところ、日常ってのは意外に多くの音があるんだなぁ、ということに気づきました。少しは脳が活性したかな。
プロフィール
 Soichi Inosaki
 そーいち いのさき
 更新を全然してないけれど、更新する気はある人がやってます。ただの漫画好き。
 iPhoneを解約してiPod touchにしようかなと考え中。
 
 twitterのアドレスはhttp://twitter.com/soichinosaki  です。よろしければどうぞ(右側のボタンからでもいけます)。
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