漫画読もうぜ

基本的には漫画についてあれこれ書くところ。 でもアニメやゲームについても結構書いていたりします。

日常

表紙の絵がすでに伏線 [漫画] 日常 3巻

 相変わらず「日常」の面白さは私が買ってる漫画の中でも、どれにも属さない独特の笑いがあって面白すぎます。
 これの直前に「かりんの14巻(最終巻)」を読んで感動してむせび泣いていた直後に読んだのに爆笑してしまいましたよ。人間って泣きながら笑えるんだなぁ、なんて再確認。むしろ泣いてるときほど笑いやすいのかもしれないけど。
 そんな面白い漫画の内容はとりあえず置いといて、今回注目したいのはその表紙です。

 漫画に限らず、本の表紙って冷静に考えると意味がわからないものって多いじゃないですか。よくわからないポーズとってたりとか。

 そんな中で、本編を見た後に表紙を見て「ああ、なるほどそういうことか」と思わせる作品ってあまり、というか滅多に無いのではなかろうか。
 つまり「何でそんな表紙なのか」を説明できる表紙ってあんまり無いような気がします。




 すぐに思いついたのがこれだからこれを書くけれど、この「プリズマ☆イリヤ」の表紙は、それだけで「こういう少女が活躍する漫画なんだろうな」と想像が付きます。
 で、内容を読んで見るとやっぱりその通りで、その後表紙を見てももう何も感じません(いやまぁ『イリヤは可愛いなぁ』という感情はあるけれど)。

 私が大好きな「GA」もそうです。




 この娘達が登場するんだな、ということはわかりますが、表紙以外でこんな行動をしている事はありません(ただ、表紙を開けると連動した絵が描いてあるけど)。

 こういう風に、作品の表紙と中身って「表紙→中身」の一方通行の事が多いです。別にそれが悪いとはこれっぽっちも思ってもいません。むしろそれが普通なのだと思います。
 だからこそ、そういう使い方だけではなくて「表紙→中身→表紙」と戻ってくる作品を見ると印象が強く残ります。

 日常の表紙の特徴は、「日常の描写の中に、一部だけ非日常を描く」というところにあると思っています。




 日常の1巻では学校の授業中という風景の中に、非日常を象徴する鹿(普通で考えても教室にはいない)がさらに机に乗ってるという状況を描いていて、そんなあり得ない絵なのにタイトルが『日常』というところで表紙を見た人は「ん?」と興味を引かれてしまう。

 で、買って読んで見ると、「ああ、だから鹿がいたのか」とわかります。
 でも、「何故鹿が机の上に乗ってなければならなかったのか」というのがあまりよくわかりません。乗ってる場所には意味があるけど。

 でも3巻は違います。3巻は正直中身を読んだ後に「!!!!!」と衝撃を受けてしまいました。声にならない衝撃ですよ。全く。




 分かり易くするために大きな画像を使用していますが、絵としては1巻と似ています。職員室という日常的な空間に非日常的なものが存在しています。筍(たけのこ)です。
 にょきにょき生えていて、さらに机の上にも筍が乗っています。これを見ても「日常」という作品に慣れきってしまっている僕たちは特になんの感想も抱かないと思うんですよね。
 強いて言えば「相変わらず『日常』らしい表紙だなぁ」と思うくらい。

 でもね、これ、読んでから表紙を見直すとかなりすごい事を表している表紙だって事がわかります。

 この表紙は本編の内容をぎゅっと圧縮した姿が描かれています。筍はここに生えてないとおかしいんです。
 そして、これが代わりにチューリップだったり、苺だったり、大根だったりしてはいけない。間違いなく、筍が、この場所に、存在することが大切なんです。
 これが少しでも違っていたらそれはもう「なんとなーく非日常っぽい絵を描いてみました」になってしまいますが、ここはそうではないのです。

 本編を見てから表紙を見るとそういう非日常的な部分だけではなくて、単なる日常の風景だと思っていた場所も、そうしていることに意味があることがわかります。
 中央の上にいるスーツを着た男性、これは高崎先生(26)なのですが、どこにでもある風景に見えて、実は意味のある行動をとっています。
 新聞を開いているのに新聞を見ないでどこかを見つめているところに既に意味が込められているのです。

 筍がこの場所ににょきにょき生えていて、高崎先生(26)が見つめていて、桜井先生(女の先生)(24)が出席簿を持っていて、汗をかいていて、高崎先生の方を向いていない、ということ全てに意味がある。そんな表紙のわけですよ。

 ここが他の作品と全然違うところ、まさしく「日常クオリティ」の部分です。
 もちろんあんまり意味の無い部分もあります。相生(あいおい)がだるまを持ってたり、段ボール運んだりしてる部分には特に意味がありません。

 でも、それ以外の部分にこれほど意味が込められている表紙を正直見たことがないです。
 単なるギャグ漫画だから、ギャグ漫画っぽい表紙を描いているってわけでは決してないのです。

 例えるなら、そう、推理小説ですよ。推理小説っていうのは文章だけで犯人を推理できる要素が揃っているわけです。だから一見意味の無い描写が、とても大切だったりします。
 読み進めているときは単に流してしまう部分でも、推理の部分を読んだ後に「あそこでこう書いてあったのはそういう意味だったのか!」と思うわけですよ。いわゆる「伏線」ってやつです。

 漫画で、しかも表紙でそれをやってのける。そこにしびれるぅ、あこがれるぅ!

 とまぁそれくらい表紙だけで盛り上がれるわけですよ。この「日常」ってやつは。
 買ってきて表紙を読んで「ふーん」、中身を読んで「ぎゃははは!!」、表紙を見返して「!!!!!」と色んな感情が楽しめる、読んだ後に表紙を見ただけでこれだけ驚ける作品ってのはそうはない。
 それが「日常」という漫画を「日常」たらしめている部分なんじゃないでしょうか。

10月にこのブログを通じて売れたもの

 私のブログの中で出てくる漫画だとか何かの画像は大抵Amazonのアフィリエイトのリンクなのですが、元々そこまで気にしてなかったので、画像があった方がわかりやすくていいだろ程度の気持ちでペタペタ張っていたのですが、久々にアフィリエイトの管理画面を見たら思いのほか買ってくれている人がいてびっくりしました。
 びっくりしたとともに、私の感想を読んで読みたいと思ってくれた人がいたと思うと、それだけで嬉しい限りです。

 というわけで10月にこのブログを通じて売れたものベスト3を発表します。


 第3位!
日常 2 (2) (角川コミックス・エース 181-2)


 発売日が10月の終わりだったのだけれど、意外に買ってくれている人がいた漫画。私も感想を書きながら「これは面白いんだよー、マジで、マジで!!」と思いながら書いた気持ちが伝わったのかと思うと嬉しい限りです。
 この漫画はホントに面白い。何がしたいかもわからないし。今でも2日に1回ぐらい読み返してます。


 第2位!!
みなみけ 4 (4) (ヤングマガジンコミックス)


 アニメが始まったのもあってかみなみけ人気が人気でした。それにしてもみなみけのアニメは面白い。原作を再現しているところも面白いし、オリジナルの部分(先生と二ノ宮君とか)も面白い。そしてラジオの「みなみけのみなきけ」も面白いって事で何回もブログに書いたからたくさん売れたのかもしれません。


 そして第1位!!!
よつばと! 7 (7) (電撃コミックス)


 私が大好きな漫画であるところのよつばとの7巻でした。というかこの漫画は9月の終わりに発売されたし、しかも本屋でも大量に売っているから私のブログを読んでそこから買ってくれる人はいないと思っていたので非常に嬉しいです。なんか1巻から7巻まで買ってくれた人もいるみたいだし。


 レポートを見てみて思ったのは、自分が面白いと思って紹介したものを読んだ人が「面白そうだ」と思って買ってくれたって言うのは非常に嬉しい事だな、ってことです。これで実際に家に届いたものを読んで、「面白い!」と思ってくれたらもう言うことないですね。

 これで得たお金は全額漫画の購入につぎ込ませていただきます!それでどんどん感想を書くことで、みなさんが漫画を買うための指標の1つに入れて貰えたら幸せだなぁ。
 今後ともよろしくお願いします。本当に感謝です。

日常の2巻の感想を書こうと思ったけど書けなかったという話



 この漫画、読み終わったので感想を書こうとおもったのですが、かけませんでした。面白すぎて!!

 いや、この漫画ホントにヤバイと思う。ヤバイ位面白い。
 ヤバイ、地球ヤバイどころじゃないくらい面白い。
 面白さを語るのがこれほど難しい漫画も珍しい。何が面白いの?と冷静に聞かれると「えっ、いや・・・」と思わず口に出てしまう。
 あえて言うなら「コマ間が面白い」と私は思うのだけれど、この説明でわかってくれる人がどれくらいいるだろうか。あることが起こるコマから次のコマまでの間が面白い。耐えられない。どうしてもそこで笑ってしまいます。
 しかも「ぷっ」とかそういう可愛い笑いじゃない「ぶっは!」というかなり変質的な笑い方になってしまう。しかも顔も相当なニヤニヤ顔になってしまう。きっとこの漫画を読んでる様子を誰かに見られたら「こいつ相当やべーーー!!!!」と思われるんじゃなかろうか。

 しかも私は大抵こういった漫画の感想ってのは外でその漫画を読み返しながら書いている(今もそうです)のですが、この漫画開いて数ページ見ただけで笑ってしまってもう無理です。スーツ着て漫画読んでるだけでも十分あれなのにこの上さらに突然笑い出すという変なところを見せるわけにはいきませんからね。
 もう目次のこの部分だけでもう駄目
nichijou_2_mokuji


 恐らくこの画像だけを見ても何がそんなに面白いんだ?と思われる人が何人もいるでしょう。そうです、私は壊されてしまいました。この漫画によって。なんかもうこの漫画手に持っただけで笑えてくる。これほど自分に合ったギャグ漫画も珍しい。

 というかもうあれですよ、この漫画の面白さをみんなに説明したいのに説明できない自分がもどかしい。ああ!もう!
 この中の日常の25という話だけでも読んでもらいたいなぁ。この話は単に『エレベータに閉じ込められたから助けが来る間しりとりしてよう』というたった10ページの話なのですが、たった10ページでここまで面白い漫画はまずないですよ。人間誰しもこういう経験あるよね!という事が書いてある。

 是非読んでください!立ち読みでもいいから。ただ立ち読みだと確実に恥ずかしい思いをすると思います。笑っちゃうから。だから買って読んでください。ついでに1巻も買ってください。というか2巻を読んだら1巻は買わずにはいられないと思う。

日常 1 (1) (角川コミックス・エース 181-1)

今日(10月24日)買った漫画

 朝に書いたように、明日は未来日記の4巻が発売のわけですが、あわよくば今日売ってないかな? と思い会社の帰りに本屋に寄ってみた。

 そしたらこれが売ってたんで買ってきました。


 超シュールで、それでいて笑わずにはいられないギャグ漫画であるところの日常の2巻が売ってました。

 これは今月発売されるのを全然知らなかっただけにすごい嬉しかった。 えーーー!!!マジで!?これ今月発売だったのー!!なんて、顔は無表情、心は大喝采みたいな感じで買ってきましたよ。

 家に帰って来た後に気づいたのですが、この日常の2巻、発売日明後日の26日なんですね。それなのに24日に売ってる。そのくせ同じ出版社の同じ雑誌に掲載されてる『未来日記』は何故置いてないんじゃーー!!

 でもまぁ今日も明日も新しい漫画が楽しめる、と思えばそれもまたありかも知れませんね。今日はこのシュールと言うかなんというか、わけのわからない面白さで笑い、明日は由乃に萌える、なんて幸せなことだろう。

日常生活を淡々と描く漫画…じゃない 〜日常 (一)〜

日常 1 (1) (角川コミックス・エース 181-1)


 この漫画は普通の女子高生(男子もいるけど)の日常を淡々と描く漫画です。
 言うなればあずまんが大王の各キャラの特徴を全部取ってしまって、ホントに平凡なキャラの、平凡な日常を描く和み系漫画です。
 はい、嘘です。全くの嘘。まぁ表紙に鹿が載っている時点で日常とはかけ離れているとは誰もが思うと思います。
 でもこの漫画はホントに日常が描かれているんですよ。ただ『普通の』ではなく『ものすごい変な』人たちが集まってる高校の日常風景を漫画にした感じです。
 そして淡々としているのも嘘ではなくて淡々と面白いんですよ。なんというか、笑わせ方がうまいというかなんと言うか。

 この漫画の笑いはシュールさで笑えるんだけど、持っていきかたがうまい。
 説明しづらいのだけれど、100を超えたら声を出して笑ってしまうとすると、94,95,96,97,98,99,130みたいな感じ。普通のギャグを期待してるとシュールな感じで声にだして笑えてしまう。

 特に好きな場面を下に挙げます。
nichijo_shake

 シャケが当たってる。これなんか漫画の冒頭の流れでシャケが当たるだろうなぁ、って予想がついてたのに笑ってしまった。外を歩いててシャケが頭に当たるなんて99%ないよなぁ、と思うと面白い、というかここはジワジワくる面白さ。

nichijo_daihuku

意味がわからない。これなんて、このコマだけ見ても意味わかんねーよ! とか言われるかもしれませんが、最初から見てても意味がわからない。シュールすぎる。

nichijo_nukashioru

 ここがこの漫画で一番好きな部分。前からの繋がりまったく何もない上に、改ページ後の1コマ目でこれをやられて撃沈した。この漫画読んでて最大に笑ったところ。


 以上の絵を見てもらって、この漫画の面白さをわかっていただけたと思います。ええ、絶対わかりませんよね。読んだ私だって1コマだけ出して面白さを説明できませんもの。
 ただなんとなく思ったのが、この作者は笑わせたいところ、笑わせどころには吹き出しを使わないで、文字を書くっぽい感じがする。他のページなんかを見てると大体そういう感じだし。きっとこの人の技法なんだろうな。

 この漫画を読んだ時からずっと、何か昔この漫画を読んでるのと同じような雰囲気を感じたことがあるな、という風に思っていて、なんだろうと思っていたのですが、気づきましたよ。漫☆画太郎の漫画と同じような雰囲気を感じるんですよ。この漫画。どこが? とか聞かれるとものすごい答えづらいのですが、なんつーんだろ、話の流れがそう思うのかな、もしくは絵の構図が似てるのかも、いやそれはないか…

 この漫画は面白いんだけど、面白さが説明しづらいです。すごく。だからもし、面白そうだと思ったら買ってみることをオススメします。後悔はしないはずです。多分…

今日(9月1日)買った漫画

 今日買った漫画。
あずまんが大王 (1)

あずまんが大王 (2)

あずまんが大王 (3)

あずまんが大王 (4)


 持ってるのに購入。持ってるといっても実家にあるだけで今住んでるところに無いんで買ってきた。もうすぐよつばとの7巻も発売されるし。

 日常 1 (1) (角川コミックス・エース 181-1)


 なんとなく表紙を見て購入。そこそこ売れているから。

ぽてまよ 1 (1)

ぽてまよ 2 (2) (アクションコミックス アクションコミックスもえよん)


 ようやく売ってたんで買っておいた。

 それにしてもあずまんが大王とか、らき☆すたとか、ぽてまよとか、ドージンワークとかの本のサイズがでかいやつは薄いのに高いのが困りどころですな。あずまんがはサイズがでかい割に安いけど。
 でもそういう漫画って単行本が1冊出るまでに時間がかかるからしょうがないのかなぁ。やっぱり面白い漫画を描いている漫画家には稼いでもらいたいですからな。
プロフィール
 Soichi Inosaki
 そーいち いのさき
 更新を全然してないけれど、更新する気はある人がやってます。ただの漫画好き。
 iPhoneを解約してiPod touchにしようかなと考え中。
 
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