漫画読もうぜ

基本的には漫画についてあれこれ書くところ。 でもアニメやゲームについても結構書いていたりします。

漫画

「社員は死ね」問題

 2009年度の上半期の〆、9月末に仕事を失った派遣労働者がデモを行い、町中を「社員は死ね、社員は死ね」と騒ぎながら練り歩いた。


 というわけではないです。


 コナンの話です。


名探偵コナン 65 (少年サンデーコミックス)名探偵コナン 65 (少年サンデーコミックス)
著者:青山 剛昌
販売元:小学館
発売日:2009-08-18
おすすめ度:2.5
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 ここでピンときた方もいると思いますが、要するに「SHINEは死ね」という話。
 コナンの中で「日本語を(ローマ字で)勉強中の女性が落ち込んでるときにその女性が好きな男の人が『君は光り輝く太陽みたいだ』みたいな事を言おうとしてその子に『SHINE』って書いた紙を見せたら、その女性はそれをローマ字読みで『死ね』って書いてあるのだと思ってショックで自殺してしまった」という話があります。

 で、これ、何がすごいって当時読んだだけなのにまだ覚えてるってところ。これが1つ。
 もう1つはこんな中学生が盛り上がるような話で物語が作れるコナンの作者のすごさ。

 SHINEって書いてあるのを見て「これってローマ字で読むと『死ね』じゃんww」とか言って友達に向かって「シャイン! シャイン!」って言うのが一時的に流行ったりしたことってあると思うんです。誰でも思いつく、と言っても過言じゃないくらいのもんです。
 でもそれを題材にしてここまで盛り上がった、というか心に残り続ける話も無かったと思うわけですよ。そう考えると青山先生はすごいなぁと思ったわけです。

#全然「問題」じゃなかったけどまぁいいか。


名探偵コナン 2010年 カレンダー名探偵コナン 2010年 カレンダー
販売元:小学館
発売日:2009-11-11
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らき☆すた御輿見てきた

 仕事で埼玉の方に出張したので、鷲宮駅に飾られているという「らき☆すた御輿」を見てきました。

IMG_0142

 デジカメじゃなくてiPhoneからの撮影なのでちょっと画質は悪いですが……。
 しかも遠くからの撮影なのは、隠れオタクなもので、人に見つからずに撮影したためです。iPhoneからの撮影なのも同じ理由。iPhoneはシャッター音が小さいし、正面に向けて画面を見ていても不自然じゃないところがいいですね。

 御輿は、なんというか、正直な感想を言うとしょぼい……。本来の御輿のように立体的な飾り物がないせいだと思いますが、あっさりしすぎていて御輿では無いように見えます。すっかすかな感じって言うんでしょうか。もっと立体物があればもっと立派に見えるんでしょうけどね。継続して使うなら次はもっと豪華になっていたらより素敵な物になりそう。

 本当は鷲宮神社も行ってみたかったけど仕事の途中で立ち寄っただけなのでそれは断念。北千住から電車で一時間ぐらいで行けるところでしたが私用ではまず行かないだろう場所なのでもしかしたらもう二度と行くことはないかも。

 それにしても鷲宮駅は想像していたよりもずっと田舎で、一時間に2本ぐらいしか電車が来ないような駅でした。ここに信者が何千人と来たらそりゃ地元の人は驚くよな……、なんてことを想像したのでした。

ふら・ふろ買ったよ!

 以前から予告していた通り、発売日に「ふら・ふろ」をゲットしました!

ふら・ふろ表紙(帯付き)

 相変わらずの素敵な表紙です。

 ところでこの作品、1巻のころから思っていましたが何故帯がついているのか、不思議な作品です。

 だって明らかに帯がない方が表紙が素敵だ。

ふら・ふろ表紙(帯なし)

 帯がない状況で作品としてすでに完成しているのに、余計な物をくっつけてしまって、まさに蛇足な状況に陥っているかのように思います。
 ただ、帯があること前提のデザインをせず、帯を外して完成形になるというのは評価したい、というか評価しまくりです。たまに帯がある前提の表紙デザインがされているものがありますが、あれは本当に本末転倒だと思いますよ。

 今回のこの「ふら・ふろ」に限って言えば、購入した人にしか完璧な姿は拝むことが出来ないわけで、そういう意味で言えば購入者特典の一種なのかもしれません。

 ところで全然関係ないですが、表紙に書いてありますが「ふら・ふろ」は「flat & flow」の略です。
 で、これを見ると大学時代に習った「フリップフロップ」という言葉を思い出します。これを大学内では「ふり・ふろ」と略していたので響きが似ているんですよね。

 内容は今回も素敵でしたが、その感想は今回は割愛してとりあえず買ったと言うことだけを伝えておきたいと思います。
 でもこれだけは言っておくと、おもしろかったよ!


ふら・ふろ (2) (まんがタイムKRコミックス)ふら・ふろ (2) (まんがタイムKRコミックス)
著者:カネコ マサル
販売元:芳文社
発売日:2009-06-27
おすすめ度:5.0
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ついに待望の2巻が発売!

 Amazonに画像付き情報がきた!!


ふら・ふろ (2) (まんがタイムKRコミックス)ふら・ふろ (2) (まんがタイムKRコミックス)
著者:カネコ マサル
販売元:芳文社
発売日:2009-06-27
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 実はこれ、発売は6月27日とまだまだ先なんですが、すばらしいというかすごいことに1巻の発売日は2008年の6月28日なんです。
 去年と今年は曜日が1つずれるだけなので去年の6月の最終土曜日に1巻が発売され、今年の6月の最終土曜日に2巻が発売されるわけです。そう考えるとやっぱり意図的にそうしているのかなぁ、とか、6月の最後に何か思い入れがあるのかなぁ、なんて事を考えることが出来て楽しいですね。

 ふら・ふろは1巻と同じならゆる〜い日常を淡々と描く漫画なので合わない人はとことん合わないですが私のように淡々と大きな事件も起こらず平和に、事件と言っても大したことないレベルの漫画好きにはたまらなく面白い漫画です。今から読むのが楽しみ。早く発売されないかな。

[アニメ]あずまんが大王のDVD-BOX(廉価版)が6月発売!

 Twitterで発言されているのを見て知ったのですが、テレビアニメのあずまんが大王が廉価版としてDVD-BOXで発売になるみたいです。

あずまんが大王DVD-BOX発売


連載開始から10周年を迎える2009年春には原作の新装版コミック化や、原作者あずまきよひこ氏による「よつばと」の新刊が発売される等、あずまんが大王を中心とした展開が大きくなるので、このタイミングの発売で相乗効果を狙います。
StarChild:あずまんが大王


発売日:2009年6月24日
価格:24990円
備考:DVD6枚組

 連載開始から10周年ですか。いつの間にやらそんなに経ったんですねぇ。
 アニメがやっていた時はまだ学生さんでお金もなかったしバイトと学校が忙しくてアニメも飛び飛びでしか見ていなかったし、DVDも持っていないけれど、楽しい内容だったと記憶しています。あれで金朋先生を初めて知ったんだよなぁ、本当に衝撃でした。懐かしい。

 そうそう、漫画の方も今年新装版が発売されるみたいです。

今年は「あずまんが大王」連載開始10周年なので新装版を出します。
1年以上まえから準備を進めていたのですが、ようやく形が見えてきました。
描き下ろしも追加するのでお楽しみに!
よつばスタジオホームページ


 こちらも描き下ろしがあるようなので今から楽しみですね。新装版の方はまだいつ頃発売なのかという情報すら出てませんが、いまから楽しみです。

祝! にゃんこい! アニメ化!! そして漫画は3巻発売!

 今日は何の日、ふっふ〜

 というわけで今日は「にゃんこい!」の3巻の発売日です。普段は土日しか漫画を買わない私も、この日ばかりは秋葉原まで行って買って来ちゃいましたよ。

にゃんこい! 3巻

 そして、帯を見て貰えばわかるように、アニメ化決定ですって!

 でも「『にゃんこい!』 ブログ」にすら何も書いてないという……。そのうちアニメ公式サイトとかも出来るとは思うけれど、フレックスコミックスは何かWebの更新が遅いイメージがあります。まぁ大した事ではないですが。

 私は2月5日に、Twitterでこんな事を書きました。
「そろそろにゃんこいとかアニメ化してもいいんじゃないだろうか。(リンク)」
 これは、GAとかゆるめいつがアニメ化、という情報を受けて、私が好きな、どっちかというとマニアックな漫画がアニメ化になっているので、同じように私が好きな「にゃんこい!」もアニメ化されたりしてね、というような意味で書いたのだけれど、まさか実現してしまうとは……。
 前々からそうなっているとは思っていたけれど、今は大ヒットする漫画(昔出言うとドラゴンボールとか)はどんどん少なくなっていて、代わりに色々なジャンルの中で小ヒットとか、注目される漫画が増えてきたって事なのかもしれません。

 このまま行けばきっと「ざんねんなこ、のんちゃん。」もそのうちアニメ化されるに違いない。そういう希望を持つことが出来ます。

 にゃんこいはまだ3巻までしか発売されていないけれど、キャラクターが立っているので、アニメオリジナルエピソードとかでも十分いけそうだし、今から楽しみです。今後出てくる追加情報に期待!

<追記>

 公式ブログが更新されてました!

「にゃんこい!」アニメ化決定!


と、言うわけで!
めでたくも「にゃんこい!」アニメ化が決定しました!
「にゃんこい!」アニメ化決定!! (『にゃんこい!』 ブログ)


 これに伴って、リンク先から壁紙とかバナーなどがダウンロード出来るようになっております。私も早速バナーを貼ってみました。

にゃんこい!

 サイドバーにも貼ろうとしたけれど、ブラウザによっては表示が崩れてしまうっぽいのでやめました……。

 公式ブログでは作者のコメントも寄せられてますので是非見てみることをオススメします。

にゃんこい! 3 (Flex Comix)にゃんこい! 3 (Flex Comix)
著者:藤原 里
販売元:ソフトバンククリエイティブ
発売日:2009-03-11
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ざんねんなこ、のんちゃん。 (ヤングチャンピオンコミックス)ざんねんなこ、のんちゃん。 (ヤングチャンピオンコミックス)
著者:吉沢 緑時
販売元:秋田書店
発売日:2008-09-19
おすすめ度:4.0
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ネタバレする時は作品名を書かないというのはいかがか

 ネタバレの話をする時に話題になるのは大抵は「そのネタバレを読んだ人」の話題になるけれど、個人的には「作者」の意見こそ尊重すべきなのではないだろうか、と思っています。
 例えば森先生の場合は

 ところで、「以下、ネタバレがあるので未読の人は読まないように」などと書かれたものがネットに散見されるが、明らかにナンセンスだ。何故なら、未読と既読ではなく、知りたいか知りたくないかで読まれるかどうかが決まるわけだし、未読者の大半は知りたいから、当然読むだろう。もちろん、警告をしておけば文句が出ないので、被害はないと考えているかもしれない。しかし、作者に対しては大変な失礼(あるいは妨害)に当たるわけで、その配慮がないのは非常に問題といえる。
MORI LOG ACADEMY: 読書感想文とネタバレ


5)さて、以上を踏まえて、個人的には、ネタバレによって作品の本質的な価値が低下するとは、少なくとも僕は考えていない。ただ、絶対に嫌だという(1割の)読者は、他人の声・批評を一切聞かない、といった防衛をするしかない(当然、読者としての僕はそうしている)。
MORI LOG ACADEMY: ネタバレについて


と書かれています。「MORI LOG ACADEMY: ネタバレについて」は引用しようとするとものすごい量になってしまうので、リンク先で読んでもらいたいですが、このような事を書いているわけです。

 私は昔はあんまり意識しないで漫画の感想を書いてたりしたわけで、引用元を明示すれば著作権的には問題ないだろう、って事でネタバレ自体には無頓着だったのですが、この意見を読んで「確かにそうだ」と思いました。で、それ以降はネタバレは書かないで、それを読んで自分はどう思ったのか、とかそういう事を書こうとしています(それが書けているかは別の話だが)。
 書く方ではなく、読む方の私としてはネタバレの物はなるべく読まないようにしています。全くジャンルがかけ離れている人の書いたものは読むことがありますが、自分が買いそうな物については読みません。と言うのもそれを読んだら予断を持ってしまうからです。
 例えばラノベの最終巻などのレビュー記事に「まさかこう終わるとは思わなかった」のようにぼかして書いてあったとしても、その時点でもうある程度の予断を持ってしまうからです。実際に読んでる時も「中盤までから考えると普通はこう終わりそうだけど……、その通りにはいかないはずだ」という風に考えてしまう。これがそのレビューを読んでいなければ、レビューを書いた人と同じように「まさかこんな終わり方をするなんて!」と思った可能性は高い(100%ではない)わけです。それを考えるとネタバレだと明示してあったとしても、予断を持たせてしまったところが森先生の意見じゃないですが作者に対しては失礼かなと思うわけです。
 それに、読んでしまった人に対しても「この意見を読まなければもっと楽しく読めたのになぁ」という気もします。ただ、そのレビューを読まなければそもそも買わなかった可能性もある(むしろ高い)わけで、難しいところだろうなとも思います。少なくとも私には何が正解かなんてわからない。

 ただ、ネットが発達する前だったら学校とかで「今週のジャンプの○○さ〜」とやっていたのと同じように、ネット上でそういう話をしたいという欲望はあると思います。
 だからもう、ネタバレする時は作品の名前を書かないで書くというのはどうだろうか。

「あの子、なんのために生まれてきたの…、とミサカは慟哭しつつ述べます」って台詞が良かったよね〜、俺感動してものすごく泣いちゃったでガンス。

とかタイトル名を書かずに書いたなら、少なくともその作品自体を知らない人には何の事やらさっぱりだし、逆に読んだことがある人にはピーンと来るでしょう。この作品を知らない人が読んでしまっても、気がつくのはその作品を読んだ時なので、特に問題もない(多分)。
 そんなわけで、ネタバレを書きたい人は作品名を書かずに内容だけ書いてみるのはいかがでしょうか。


 上の意見は半分冗談だけれど、ネタバレについては本当に難しいと思います。漫画のレビューをネタバレで書いている人だって、別に悪意を持って書いているわけではなく「こんなに素晴らしい作品だから、もっとたくさんの人に読んで貰いたい!」と思って書いているはずです。少なくとも私はそうです。それに、実質的にネットでの口コミで売れ行きがよくなった漫画も少なからずあるわけです。
 ただ、それを作者が望んでいるか、と問われるとどうしても答えに窮してしまいます。出版社は当然売れた方がいいに決まっているからネタバレに関してはそれほどうるさくない(ただページをアップすることについては否定的なところが多いはず)と思いますが、作者としては「ごくごく限られた人に予断を持たずに読んで貰いたい」と考えているのであれば、それはやはり迷惑行為になっているわけで、ないがしろにしていいものではない。でも「とにかくたくさん売れて欲しい」と思っている作者もいるはずで……、と考えるともうきりがない。
 となるともう各社がWeb上で「この作品はネタバレOK、画面のダンプもOK。あの作品はどっちも駄目」のように書いてくれたらいいなと思うけれど、そんなこと現実的にあり得るかと言うと、出版社の手間が増えるだけ(駄目って書いてもやる人がいるから)なのでやらないだろうし。

 結局は個人個人の良識に基づいてやっていくしかないのかなと思ったり。私がこれを書いていて思ったのは「ネタバレを書いたつもりがあろうと無かろうと「ネタバレを含む」と書いておき、画面のダンプなどは載せずに、かつあらすじ的な事は書かないようにしつつ、自分の気持ちを中心に据えて書く」というような感じでしょうか。

 ただそんな風に気を遣ったところでそんなのを守らない人もいるわけで……、うーん、難しい

ジャニヲタを見てバンブーを想う

 ちょっと、いや結構前の話になりますが、増田にこんな話が載ってました。

とにかく、客の側が「こっちを見てもらう」「手を振ってもらう」事に全力を注ぐっていうのが、ものすごくカルチャーショックだった。

モーヲタのヲタ芸みたいなのとは、またちょっと違う気がするんだよね。

あれは「みんなで盛り上がる」みたいな感じだけど、ジャニヲタの場合は、完全に「彼と私だけの世界」(笑)

常に目当ての彼(「担当」と言う)を目で追ってるので、目の前に違うメンバーがいても完全無視(笑)
ジャニヲタになってびっくりしたこと


 この話の内容は私にとっては全くの未知の世界であったにも関わらず、なんか「ん? なんかどっかで見たような覚えが……」という気分になったんですよ。
 しかしながら周りにそんなジャニーズが好きな人もいないし、なんだろうなこれはと思っていて急に思い出した。

 そうだ、バンブーブレードだ。

 アニメも大人気だった(多分)バンブーブレードの最新刊、10巻ですよ。
 中の話は見てもらえればわかるので特に書きませんが、アイドルオタクの女性が出てくるわけですよ。
 それがね、なんかまさにこの引用文に書いてある感じなんですよ。「あの人は私だけを見てくれてる」とかそういう感じです。彼と私だけの世界にどっぷりとはまり込んでいて見る物を悶絶させている感じがもう……。

 正直漫画を読んだ時は「ここまで変な奴はいないだろう」なんて思ったんだけれど、こうやって文字にしている人がいるって事は少なくない人がこんな感じなんだろうなぁと思うとともに、うまくそれを表した漫画を書いたこの先生は偉いな、と思ったわけです。
 いわゆる男のオタクの奇行みたいなのは良く聞くから相当におかしくないとひいたりしないけれど、普段身近ではない女性のアイドルオタクのすごさにはひく、というよりそれを通り越してもう畏怖の念を感じ得ません。


BAMBOO BLADE 10 (ヤングガンガンコミックス)BAMBOO BLADE 10 (ヤングガンガンコミックス)
著者:土塚 理弘
販売元:スクウェア・エニックス
発売日:2009-01-24
おすすめ度:5.0
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クソゲーを買う人になりたい

クソゲー、糞ゲーとは、「クソゲーム」の短縮形で、ユーザーやゲーム評論筋がコンピューターゲームを酷評する際に用いる言葉である。また、その評価が与えられた個々のゲーム作品に対しても用いる。ただし酷評とはいっても、必ずしも全否定されていない良作・怪作も散見される。
クソゲー - Wikipedia


 クソゲーを買うような人になりたい。
 期待度が高くて、たくさんの人が買ったけど存外に面白くなくて「クソゲーだ」と言われるようなゲームを買いたいわけではない。
 かといって、「あ、これ明らかに地雷臭がするぞ」というのを「やっぱりクソゲーだ」と言うために買いたいわけでもない。

 一般に「クソゲー」を買うのはどういう人達だろうか。恐らく世の中で「あれはクソゲーだ」「これはクソゲーだ」と言っている人の大半はそのゲームを買っていないだろう。ネットで「ヤバイ」と言うのが話題になって、画像や動画が投稿されて、それを見て言っているだけの人が大多数だろう。もっと言えば画像や動画すら見て無く、周りの人が「クソゲーだ」と言っているのだけを見て同じように「クソゲーだ」と言っているだけの人もいるだろう。
 それが悪いとはちっとも思っていない。みんながみんなゲームにお金をかけられるわけじゃないし、ゲームは高い。お小遣いで生活しているような人では1ヶ月に1本も買えないだろう。バイトをしている人だって携帯代と交際費、食費を抜いたらそれほどお金は残らない。1つ買うのだって勇気がいるだろう。そういった中ではなるべく失敗をしないようにしたい、と考えるのが普通だ。
 じゃあ、「失敗しない」ためにはどういうゲームを買えばいいだろうか。その方法は概ね2つに絞られる。1つは「続編物やリメイク品を買う」事だ。クオリティの低い、人気の無かったものは続編を作られる事もリメイクされることもない。であればこれらの作品を買えば失敗する確率は低いだろう。もう1つは「評判がいいソフトを買う事」だ。ネットや雑誌などのレビューで得点が高い物を買えば面白いゲームを手に入れられる可能性が高いだろう。

 ところで、後者の「評判がいいソフトを買う」人が参考にする評判、つまりゲームを「これは面白い」と書く人というのはどういう人だろうか。「面白いゲームを買いたい」「失敗はしたくない」人が参考にしている人達はどういうゲームの買い方をしているだろうか。
 まず間違いなく「たくさんゲームを買っている人」だろう。「『クソゲー』や『可もなく不可もないソフト』をたくさん買っている人」と言い換えてもいいかもしれない。世の中で出ているゲームの数に比べて「名作」と言われるゲームの数はものすごく少ない。それを考えれば「ゲームをたくさん買う人」が「面白くないゲームをたくさん買っている」ことは自明の理だ。
 私はそういう人になりたい。他人が「面白い」と言ったものを買うような受け身ではなく、自ら選んで買う人になりたいのだ。もちろん失敗も多いだろう。なんせ10本買えば8本は「凡作」か「駄作」のどちらかだ。多分それを見てバカにする人もいるだろう。「うわー、あいついつも変なゲームばっかりかってるよ」
 でも、誰にも注目されていなかった「ものすごく面白いゲーム」を掘り出すのは誰だろうか。弱小メーカーだから雑誌にもほとんど情報が載っていない、発売されるまでどんなゲームかもわからない、でも、すごく面白いゲームを最初に遊ぶのは誰だろうか。そう、「たくさんゲームを買う人」だ。
 よくわからない人は同人ゲームなんかを考えてみたらわかるかもしれない。最初に「東方シリーズ」を面白いと言ったのは誰か。広めたのは誰か。「ひぐらしのなく頃に」をプレイしたのは、解いたのは誰か。
 それは本当に「ゲーム」が好きな人だと思う。「セガのゲームが好き」レベルでは「セガが出す面白いゲーム」は捕らえられても他の会社から出るゲームは捕らえられない。もちろんジャンル(RPG、ACT、RTS、FPS、etcetc..)の偏りぐらいはあるだろうけれども。

 そういう人になりたいのだ。
 と言ってもゲームでそういう人になりたいわけではない。私は漫画でそういう人になれればと思う。と言っても別に後に大ヒットした漫画に対して「最初の頃から面白いと思ってた」とか言いたいわけでもないし、漫画を流行らせたいわけでもない。
 ぶっちゃけ世の中で「名作」と誰もが口を揃えて言うゲームはなんというか「確かに面白いし、非難する点は見当たらないけど……」というゲームではあるけれど、「このゲームは俺のために発売されたに違いない!」というゲームは出てこない。そういうゲームは絶賛する人も多いけれど同じぐらい非難する人も多いか、誰も話題に出さないような物だからだ。
 同じように漫画も「何でこんな名作が話題になってないの!?」みたいな作品がある。あまつさえすぐに連載が終了してしまって全1巻のようなものもある。そういう漫画と出会いたいのだ。ただ純粋に、誰のためでもなく、自分のためだけに、自分が面白いと思う漫画に出会いたい。他人の評価など一切見ず、自分の主観だけで大量の漫画を買い、その中にある数少ない「自分にとって面白い漫画」とたくさん出会う、そういう人に私はなりたい。

惹かれる理由はなんじゃらほい

 適当に小説をタイトル買いして、読んでみたら「すげー面白かった! 誰が書いたんだろう?」と思って著者名をよくよくみてみたら自分のすごい好きだった作品を書いている人だったり、適当に表紙買いした漫画が気に入って、著者名を調べたら自分の好きな漫画と同じ作者だったり、ふとラジオや町中で流れてきた音楽が気になって、調べてみたら自分の好きなアーティストが曲を作っている歌だったり、そういった不思議な繋がりとでも言うようなことが誰にも経験があるかと思います。

 私も、例えば漫画で言えば「GA」と「棺担ぎのクロ。」が同じきゆづきさとこ先生とか、ちょっと変わったので言うと、ものすごい色々と影響を受けた「MORILOG ACADEMY」というブログを書いていたのが、「すべてがFになる」の森博嗣先生だったりとか、すぐには思い出せないけれどそういうことって何回も遭遇したことがあります。

 そして、つい今さっきも遭遇しました。
 ニコニコ動画で見つけたこの動画。



 これ、何とはなしに見始めたのだけれど、ものすごく気に入ってしまいましたよ。何というか、生きているキャラを作っているという感じが素敵で、同じ踊りなのに振りが全然違う、とか、お互いに目線をやって、たまに目が合ってニッコリ、とか、そういう人間くさいところが本当に素敵な動画です。

 これ、途中から気付いたのですが、この動画の作者なんですよね。



 この動画についてはここで書きましたが、この動画も人間くさい感じがするところが好きでした。

 こういう風に「あ、いいな」と思ったら既に自分が好きな物を作ったのと同一人物だった、というのは何で起こるんでしょうかね。
 きっとその人の作る世界が好きって事なんじゃないだろうか。作品ってのは結局、作り手側の頭の中の物を人の目に見えるようにしたものなわけで、それが好きだ、ということはきっとその作者の考えている事、その人を形作っている世界が好きなんだろうなぁ。

 仕事は忙しいし、嫌なこともあるけれど、こうやって数分の動画で元気になることもあるんだから、人間って不思議なもんだ。

プロフィール
 Soichi Inosaki
 そーいち いのさき
 更新を全然してないけれど、更新する気はある人がやってます。ただの漫画好き。
 iPhoneを解約してiPod touchにしようかなと考え中。
 
 twitterのアドレスはhttp://twitter.com/soichinosaki  です。よろしければどうぞ(右側のボタンからでもいけます)。
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